表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/22

王都


さて、異世界召喚されてから1日が過ぎたところで王都に到着した。

壁に囲まれた敷地の真ん中に堅牢そうな王城がそびえている。

この壁は、たまに出没する魔獣や魔物、ドラゴンから町を守る為のものらしい。


その壁の一角に高さ4メートルを超える門がある。 金髪騎士が門番と何かを話してから戻ってきた。


「皆、聞いてくれ! 今から町を抜けて王城で王に謁見する。 くれぐれも無礼の無いように」


ー数時間後ー


こうして今、俺達はこの国の王、サレフ・アローナ・エルムと対峙している。 王城、又の名を《ホーエンツ城》。

その謁見の間は素晴らしかった。

白と赤で殆どが統一されており、両端に並んだ騎士達は微動だにしないので、置物と間違えそうである。


「世がサレフ・アローナ・エルムである。 良く帰った、タージャよ」


そこには、王冠を被った立派な口ひげの老人が座っていた。 王様と言うだけあって威厳の様な物がすごい。 もしかしたら、そうゆうスキルなのかもしれないが 下手なことを聞くと簡単に首が飛びそうなのでやめておく。


「はっ。 [英雄]、その他の召喚者を連れて参りました」


「ご苦労、では下がれ」


「承知しました」


どうやら金髪騎士は、タージャと言うらしい。


「良く来てくれた、[英雄]達よ。 楽にせい。 お前達には今日から我が国の騎士団に入って貰う。 生活は保障する。 ここにいる【重剣】タージャと【魔導を極めし者】リーンに指導、育成をやらせるつもりじゃ」


俺は王の有無を言わせぬ物言いに、少し不満を感じたが、今は黙っておく。 生活は保障してくれるらしいし、無駄に反論する意味も無い。


ここに来るまでに通った《冒険者ギルド》には興味があったがいつか行ってみたいものである。

そして、この国の時代感は、定番通り中世風に発展していた。 しかし、ずっと前から異世界人はいたみたいだし、現代知識でウハウハライフは送れそうに無い。

その後は、大した情報も無く、王への謁見が終わった。


「では、これで解散だ。 部屋割りは、男女で分けてあるだけだが部屋が広いから全員寝られるはずだ。

明日は、朝7:30集合だ。 しっかり休んでおいてくれ」


タージャさんの言葉を最後に、王都での1日目は終了した。


どうも、猫ニクスです。

最近《松蔭高校》の体験入学に行きました。

良い所ですね〜 何より部活の種類が多いのが良い。 僕も行きたくなりました!


それだけの学力がいりますけど……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ