プロローグ
初めての掲載なので、上手く書けているか分かりませんが。
よろしくお願いしますます。
あと、受験が近いので投稿出来る日は限られると思いますが、頑張っていきます‼︎
(どちらも)
「やっと終わったぁ…」
西暦2065年 夏休み最終日の深夜3時、ある青年が喜びに浸っていた。
彼の名は高野 壮磨
芒ガ原中学校の二年生である。
彼の喜びの原因は宿題にあった。
彼〜壮磨の宿題、課題は2日前まではまっさらな白紙だった。大好きなゲームを優先した結果である。
しかし2日前、いつも共に遊んでいるゲームメンバーとチャットをしている時だった。
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'ハル' 宿題やった?俺英語の34ページが分からんかったんだけど、
'ターくん' 終わってけど? 34は不定詞のtoに変えればいいよ。
'ハル' サンキュー! 終わった、ありがとうございます!
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……マジで?
みんなやってたのかよ。
"赤信号 みんなで渡れば 怖くない"
の考えで遊びほうけていた壮磨は、すぐさまゲームを封印して、勉強を開始したのだった。
ーーーそして現在
苦労は報われ、2日間封印していたゲームをアップデートが終わるのを待っていた。
「いやぁ、本当にキツかった…。でも、流石は"やれば出来る子"、俺は天才!!……っと」
壮磨(自称・やれば出来る子)がそう言っていると、ゲームのロードが終わっていた。
「んーっと? へぇ明日、新装備が出るんだ。皆は…インしてないな」
少しだけ寂しいが、今は真夜中で、明日は学校もある。
ゲームをやっていないのは仕方ない。いや、当たり前のことである。
「学校もあるし、俺も寝るか」
こうして平凡な1日が終わる。
明日に起こることを何一つ知らずに。