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男たちの壮絶バトル
辞令が出た。
課長に昇格した。
辞令を受けたのは30歳大手新聞社日読新聞社に勤める、佐島圭二郎。
同期の中では出世頭だ。
佐島は出世していくことを嬉しく思っていた。
これから始まることも知らずに…
佐島はその後も順調に出世をしていき40歳になる頃には幹部目前で新聞社の花形社会部の部長になっていた。
佐島は人柄も良く温厚だ。
そのため彼を慕う人は多い。
部長になってしばらくした頃に、専務に呼ばれた。
理由は佐島にはわからなかった。
しかし専務の話を聞くうちにわかってきた。
どうやら専務は自身の派閥に佐島を入れたいと考えていたようだった。
佐島は今までも何回か派閥に入らないかという誘いを受けていたが興味もなかったので断り続けできた。
しかし専務の誘いを受けて、考え始めていた。
そして佐島は決めた。
「俺が派閥を作れろう」と
さらに5年が経ち佐島は取締役局長になっていた。
そして自身の派閥佐島派を設立した。
これを慕う者は5年でとても多くなっていたので、人数は多かった。




