第十話 電話で
〃エド、突然で悪いけど、今日のパーティー、明日に変更になったのよ。他の人達にはちゃんとまわしたわから大丈夫よ。あなたが最後だけど〃
「わかった」
〃エド、元気ないわね。どうしたの、何かあったの?〃
「エルトリックがさ・・・・」
〃・・・・・・ごめんさない〃
「なんで、誤るんだよ」
〃エルトリックのこと話したくないんでしょ。声でもわかるわよ、あんたのことだもん〃
「お前には何でも、お見通しってわけか?」
〃あら、わかってるじゃない。そうよ。私はエドのことなんか全てお見通しよ!〃
「自慢かよ」
〃冗談よ。人の心なんて読めないわ。エルトリックは誰かに自分の抱えている闇を言いたいのよ。アレックスとエドワードが鍵だわ。彼等を使って、エド〃
「わかった、やってみるよ」
〃あ、ちょっと、待ってて!・・・・・ちょっと!コラ、待ちなさい!〃
〃ここまで、おいで〜!〃
〃いい加減にしてよ!あっちに行って!〃
〃おまたせ〃
「姉弟達か?」
〃最悪。うるさかったでしょう、あの子達ったら・・・・・〃
「ハハハ」
〃それで、エルトリックのことなんだけど・・・・・昨日、何かあったの?〃
「前に話したよな、夢のこと」
〃ええ。その夢と関係があるの?予知夢?〃
「エルトリックが、夢の中で出てきた詩を言い出すんだ」
〃それって、片足の女の子の?どうして、エルトリックが・・・・〃
「拾ってきた人形も同じなんだ。絵にも描いてあった。エルトリックは絵なんてあんまり描かない」
〃まるで、アレックスとエドワードが実在するようじゃない〃
「そうなんだ・・・・・でも、事実なんだ」
〃エド。精神科に行って。エルトリックを助けてあげて〃
「わかってる。今、何時だ?」
〃六時四十五分よ。私達、1時間ぐらい話してるわよ〃
「エルトリックが起きる前に、朝食をつくらないと。じゃぁ、明日」
〃ええ。じゃぁ、さようなら〃
キャサリンとエドリックの電話の会話です
なんか、変ですね^^;;