「よ」んかい回って三回ジャンプッ、はーい、これであなたも変人の仲間入り。
《メザメヘノ序章》
あたしがこの世界へ到達してから何年たったんだろうか。
分からない。
だけど一つ分かることがある。
自分の目的。
一度世界を壊しかけて―――壊せなかった。
これはルールフォータスと同じだ。
中途半端の途中退場。
壊す。
―――壊す。
―――――壊す。
壊すッ!!
もう一度、次は『別の方法』で『こっちの世界』から攻撃をかける。
遊撃…する。
何度でも、何十回でも。
一応《世界の軸を曲げる種々(レヴェル・シーヅ)》は放ったから、後は待つだけだろうか。
『叭共種』を放った。
異なる八つの種族。
人とは異なる八つの種族。
人を『含めない』八つの種族。
人間に近しい者として『仏人』。
あたしの眼のチカラによる新たな存在『レヴェルイーター』。
仏人と何かのハーフとして『半人』。
レヴェルイーターと何かのハーフとして『半獣』。
異種の能力を使う新たな概念として『魔法使い(ネクロ)』。
魔法使い(ネクロ)が新たな概念を持った存在として『櫃危胎』。
新化する生き物、最古の幻獣として『古存』。
自我の出現により意思を持った器として『狂者』。
これらの種を放った。
種…であるから芽吹くかどうかは分からない。
先は見えない。真っ暗。
だけれども、あきらめるわけにはいかない。
更なる刻が経った。
世界を壊す礎がそろった。
―――代用品ではない。
―――代替品でもない。
―――替えはきかない。
世界を駆逐するために―――。
今この時点でもしかすると私の世界では新たなる私のような存在が生まれているのかもしれない。
「早く……完成させなくてはッ」
そして…――――、
いよいよ完成した。
これで……あ、ああ、あああ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼女は。
彼女は発狂した。
《アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!》
眼が――――自立を始めた。
恢這の魔眼が、自我を持った。
『恢這の魔眼』が自我を持つ。
宿主を――――壊す。
倒潰。
倒壊。
あああいいいいいいいい意識が裏返ええええええるううううううぅ!!!
だああああああああ目だああああああッ!!
持たないッいいいいいい――――、。。
奪われるるるるうううううッッッ!!!!
この殻から出なくてはッ。
目がッ、眼がッ、めがめがめがめがめが……―――――
「――――がッ、魔眼抑止力解放―――…機能循環…―――五重魔法陣解放…―――『魔法転移』…―――縦多重魔方陣…多射砲」
発射ッ。
殻に張り付くように魔方陣を五重に展開し、その全てで魔法が完成――――それは魔法を転移させる。
そして数重もの陣を縦に展開し、何百もの魔力砲を打ち込む。
狙いは…。
相手は…。
着弾点は。
ククククククククッッ――――アアアアアアアアアアハハハハッハハハッハハハハハハハ。
もう、何が何だか分からない。
「機能循環…―――解放―――…『転移』」
そろそろ第二章……のハジマリか。
彼女は…自らを転送した。
いや、彼女の意思ではないのかもしれない。
眼の…意思なのかもしれない。
彼女のいた世界。
次元の違う場所にいるある人は言う。
「そろそろ物語も始まって登場人物は慣れてきたところかな。俺も早く介入させてほしいぜ。安心しな―――クレア。こっちではまだお前の次なる者は生まれていないから、安心しろ。お前はお前のしたい事をすればいい、お前が俺を殺したようにな。殺して……俺の持っていた恢這の魔眼を取り込んだようにな。俺は…、セイル=Adam=シュヴァリエはそのお前を愛しているからな」
物語は……綻び始める。
いや、コレを含めてのシナリオなのか。
それは誰にも分からない。
『セイル=Adam=シュヴァリエ』は、世界を超えて笑う。
ルールフォータスに世界破壊方法を教えたこの人物は。
全てを見通すように。
全てを見透かすように。
笑う。
この人は……全てを混濁させる者。
アダム。
そして、
エウア。
彼女は何処にいるのだろうか。
ルールフォータスは聞いた。
クレアに。
『エウアは元気か』と。
その意味は…一体。
「クレア、エウアはいつもお前のそばにいる。せいぜい魔眼に侵されないように…気を付けろ。だってお前は相性がよさそうだ。ああ、それと…」
アダムは絶対に聞こえないと知っていても言い続ける。
「『絶対にその世界で八つ以上の種族を誕生させてはいけない』ぞ。大変なことになる」
まぁ、俺には関係ないがな」
では、あなたに安らぎを。
世界に平穏を。
どうも。
連日投稿すいません。
水口 秋です。
最近おもしろいと思った漫画本(唐突ですがっ)があります。
「ブレイクブ○イド」と「ひゃっ○」ですっ。
「ブレイ○ブレイド」はロボットものなんですけど漫画のくせに漫画以上の迫力(矛盾)感があってものすご~く引き込まれます。
未完で九巻でています。
「○ゃっこ」はまだ少ししか見ていないんですけれど、ワイワイ感がすっごいいい味出していて面白いんです。絵はライトノベルのイラストレーターもしたことのある作者さんなので躍動感バリバリです。
こっちも未完で五巻でてるはずです。
あー、なんだか宣伝しちゃってしちゃいましたよ。
すいません。
と言う事で少し自分の書いてる事について話します。
ハイ。
何もありませんでした。
えーと、何気にまだ一日も経っていないんですよね、コレ。
まだ禁書目○の方が時間の流れは速いですよねっ。
でも、一応魔法使いサン視点ではかなり時間は立っているはずです。
ハイ、
ではーまた。
えっと、あと少し小説の話をしてもいいですか?
ハイッ、では―――
――なんか今回の話は設定集みたいでぶっちゃけ書きにくかったッ!!
ハイ、すいません。只の愚痴でしたー。
ではまた十全なる巡り合わせにご期待を。