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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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第98話 1537年 7歳 1537年 細川晴元からの依頼だぞ

前回は将軍家て突きつけられた無理難題を何とかかわした。

さて今回は、かわせるでしょうか?


その日のうちに、

細川晴元から「会いたい」と使者が来る。

会見の日取りを決めた。


翌日、俺と祖父は京都へ向かった。

まずは京都御所。


無論、天皇に蝦夷地の守護を認める権限はない。

だが――

長期的に見れば、

大事にしておく方が得である。


先に手土産をお付きの者へ渡す。


新津焼二皿、

越乃柿酒、越乃枇杷酒、

石けん、蜂蜜、越後上布、

佐渡ヶ島の金銀各二kg、

蝦夷地の昆布、鮑、干物、希少な毛皮、

そして銭一万貫。


俺と祖父は呼ばれ、

天皇の御前で平伏する。


『面を上げよ』


御簾の奥に天皇がいた。

形式だけの会話に終始する。


翌日。

公家三家にも訪れ、

同様に土産と銭を渡した。


そして――

その翌朝。


細川晴元に会いに行く。


<管領の依頼>


細川家への手土産は、

将軍・天皇の半分。


新津焼一皿、

越乃安田実秀柿酒、越乃枇杷酒、

石けん、蜂蜜、越後上布、

佐渡ヶ島の金銀各一kg、

蝦夷地の昆布、鮑、干物、毛皮、

そして銭五千貫。


邸宅に着くと、

大勢が出迎えていた。


――細川氏綱の軍勢を皆殺し。

しかも味方の損害ゼロ。


その“あり得ない完勝軍”を、

一目見たい連中だ。


土産を渡すと、皆が恐縮する。


細川晴元の重臣が深々と頭を下げ、

客間へ案内した。


入ると、

すでに細川晴元が座していた。


二十三歳。

線の細い、貴公子然とした男。


細川晴元が俺と祖父の手を握る。


細川晴元

『この度は氏綱の軍勢を撃破して頂き、

誠に有難うございます』


管領――

将軍の次に偉い地位。

実質、将軍以上の権力者。


そんな男が、

ここまでへりくだる。


――何か企みがある。

警戒する。


細川晴元

『実は長尾家の皆様にお願いがありまして。


細川氏綱の軍勢二千が、

堺の郊外に集結しつつあります。


こちらに先制攻撃を仕掛けるつもりでしょう。


つきましては――

長尾家のお力をお借りしたい。


お願いします。助けて下さい』


――来た。

やはり、だ。


『申し訳ございません。


軍馬の数が足りません。


最低五百頭の軍馬がなければ、

我らは足がないも同じです』


細川晴元

『容易き事です。すぐ軍馬五百を用意しよう。


そういえば、

長尾家の皆様は小西と親しかったですね』


細川が近くの者に命じる。


すぐに小西が入って来た。


小西

『これは若様。

ご健勝で何よりでございます。


細川氏綱の軍勢は、

堺に騒乱を招き、秩序を乱しております。


堺商人一同の願いです。


若様のお力で、

細川氏綱を成敗して頂けないでしょうか』


――流石は細川晴元。

俺の弱点を突いてきた。


小西も、

細川晴元に睨まれれば商売にならない。


『そこまで言われると仕方ありません。

お引き受け致しましょう。


但し、条件がございます。


細川晴元様の軍勢が、

細川氏綱の軍勢に近づき――

偽装撤退をして頂きたい。


我らは側面を突き、

全滅させましょう。


何しろ相手は、

我らの二倍の人数です。


計略なしでは難しいでしょう』


細川晴元は、

俺達に丸投げするつもりだったようだ。


だが――

自分の出番があると知り、

少しだけ顔色が変わる。


細川晴元

『……分かりました。

すぐ戦の準備をしましょう』

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