↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

87/555

第87話 1537年 7歳  戦後処理だぞ

大宝寺戦、決着。

準備し、耐え、

そして――勝った。


これは、

「力」ではなく「選択」で得た勝利の話。


<戦後の面談>


大宝寺家領主、**大宝寺晴時(25)**と面談をする。

史実では、家臣や領民の不満を招いた男だ。


俺の後ろには、柿崎と宇佐美が控えている。


俺

「なぜ、宇佐美が降伏勧告をしたのに応じなかった?」


大宝寺晴時

「大名の座にある者が、七歳児に降伏なぞするか!

 末代までの恥だ」


俺

「その七歳児に負けたのはお前だ。

 お前は自己満足のために、

 負けると分かる戦いを選び、

 無駄に将兵を死なせた。

 それも分からんか?」


大宝寺晴時

「武将たるもの、

 あれだけ地形で有利を保って、

 負けると思うのか?

 後ろの宇佐美殿も、そうは思わぬか?」


宇佐美

「普通はな。

 若様は特別なのだ。

 大宝寺晴時よ、

 多勢に無勢で勝てぬと知りながら戦った。

 その罪は万死に値するだろう。

 若様の裁きが下る」


大宝寺晴時

「……俺は、七歳の子供に裁かれるのか……」


――七歳、七歳と言うな。

俺の中身は三十二歳の元自衛隊幹部で、

お前より年上だぞ。


俺

「そうだ。

 七歳の子供に裁かれろ。

 一族郎党、財産召し上げの上、

 全て追放処分とする。

 これを恥と思い、死を選ぶなら勝手に死ね」


宇佐美

「今はまだ、若様の名は全国に広まっていない。

 だから“七歳に負けた”が先に立つ。

 だが、すぐに

 “上杉龍義様に負けた。仕方ない”

 になる。

 命は、無駄に捨てぬ方が良い」


「若様に負けることは恥ではない。

 多勢に無勢なら、当たり前なのだぞ」


大宝寺晴時

「……宇佐美殿に言われたのなら、納得する」


ちょっと待て。

俺の追放処分という甘い裁きへの感謝はどうした。


<処分と論功>


大宝寺晴時を追放した後、管理者を置く。


管理者には、

長年、祖父・長尾為景に仕えてきた代官を任じる。

祖父の話では、真面目な人物らしい。


後日、

祖父・長尾為景の兵士を千名ほど常駐させる。

無論、その分の費用は支払う。


居城に、見るべき財産はない。

二百貫ほど。


大宝寺氏の領地は、一万石。

これで、合計二万一千石高となる。


祖父・長尾為景が五万石なので、

まだまだだ。


論功行賞は一人。


志村大吾。百貫。


奥妙に隠された馬防柵の出入り口を、

志村大吾が見抜いた功績によるものだ。


志村大吾は、感動して泣いていた。


志村

「皆、若様にお願いしているので、

 私も良いですか?」


……うわ。

ヤンキーと自来也を認めてしまったから、

認めざるを得ないな。


俺

「俺の出来る範囲内であれば」


志村

「堺に行く時、同行させて頂きたい」


俺

「大丈夫だぞ。来い」


また、嫁探しかと思ったよ。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!

「面白かった!」「続きが気になる!」と思っていただけたら、

ブックマークや、評価ポイントの☆☆☆☆☆を★★★★★にして

応援していただけると、とても励みになります。


皆様のブックマークと評価が、

今後の更新の大きなモチベーションになっています。

どうぞ、よろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。