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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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第67話 1536年 6歳  よし、帰ったぞ。

前回――

陶磁器作成のため、

キム・ペジョンをスカウトした。


直江津港に着いた。


まずは――

長尾為景に、蝦夷地の土産を渡して戦果報告だ。


俺は、

蝦夷地の一千万石を手に入れる計画を話す。


長尾為景は、

蝦夷地の戦略的価値を――

一瞬で理解した。


目がキラキラと輝き、

興奮した様子で言う。


「これは燃える。

 もし儂が若かったらなあ。

 今後、蝦夷地へ行く時は、

 儂も連れて行け」


俺は笑って答える。


「お祖父様に、

 ぜひ見ていただきたい景色がございます。

 一緒に行ける日が、楽しみです」


祖父と話すと、元気が出る。


ちなみに――

父・晴景と、母と話すと、

元気を失くす。


……まあ、しょうがない。


次の日。


キム・ペジョンを連れて、

新津の元へ向かった。


キムの作品を見せると、

新津は言葉を失い――

やがて、深く感動してくれた。


キムの作品は、派手だ。

だからこそ、分かりやすい。


新津の驚いた顔を見て、

キムも満足そうにしている。


俺は言った。


「キムが満足する山で、

 炉を作る手伝いをしてほしい。

 弟子も、最初から付けてやってくれ」


「資金は――

 いくらでも出そう」


千貫を提示すると、

新津は目を丸くした。


その後、

新津とキムとで、

作品販売後の利益配分を決める。


・新津 一割

・キム 三割

・国  六割


販売は国が担当。

新津は、土地貸しと人の世話だけだ。


野馬川の軍馬二千頭も揃い、

蹄鉄の製作も順調との報告。


軍団を見に行く。


紅白戦が行われていた。


柿崎の軽騎兵を主攻にした魚鱗陣

宇佐美の重装歩兵を主攻にした鶴翼陣


結果は――

柿崎の中央突破に対し、

宇佐美が偽装撤退からの伏兵挟撃。


宇佐美の勝利だ。


偽装撤退と包囲挟撃は、

宿題として徹底的に練習させていた。


その成果だな。


……よく、鍛え上げられている。


俺は、柿崎と宇佐美を労い、

軍団の現状と課題を聞いた。


重装歩兵は、

30kmの距離を3時間半で到達。


30kgの装備を付け、

時速8.5kmを維持している。


――超合格点だ。


だが、

二人は「まだ鍛える」と言う。


陣形訓練は毎日欠かさず、

動きも実にスムーズだった。


軽騎兵の課題は、

小隊長同士の息が合わないこと。


小隊長は、

風馬、小島弥太郎、志村大吾、自来也。


皆が優秀で、能力が横並び。

その分、集団行動がバラつく。


次に、

軽装歩兵の候補を挙げてもらう。


軽装歩兵とは、

機動力を活かし――

囮となって敵を誘発し、

軽騎兵と連携する歩兵だ。


リーダーは、

ヤンキー五兄弟の長男――

井口剣一


ヤンキー五兄弟。

その他、百名。


遊撃の候補も確認する。


遊撃は、

味方が劣勢の時のカンフル剤。


圧倒的攻撃力を持つ予備戦力で、

最後のトドメにも使う。


空曹三十名の弟子、

その他百名。


遊撃は、

重装騎兵も兼任する。


親衛隊は、

大将である俺を守る最後の砦。


島田と水斗が中心。

五十名。


防御力最優先。

機動力は不要。


城や砦の特別攻撃隊――

黒子


隊長は北爺だ。


黒子は、

通常の戦術練習や基礎訓練には参加しない。

練習メニューは、すべて北爺が決める。


北爺から、

夜間に春日山城へ忍び込む訓練をしたい、

と相談を受けた。


祖父・長尾為景に、

話を通す必要がある。


俺は北爺に言った。


「祖父の意表を突ける人物を、

 推薦してくれ」


挙がった名は――

木杉付子


ヤクザの賭場銭専門の、

女泥棒だ。


木杉付子には、

お手伝いの服を着せ、

北爺と共に祖父の元へ。


まず、

城・砦専門攻撃隊「黒子」について説明すると、

祖父は興味津々で質問攻め。


次に、

木杉付子を紹介すると――

はっきり驚いてくれた。


さらに、

俺が開発した装備を見せる。


・手首に付ける鈎爪

・つま先に付ける三角の爪(必要時のみ)

・現代でいうカラビナ

・鹿革の靴(グリップ最強仕様)

・簡易発火装置(火打石一発)


そして、

夜間侵入訓練の件を伝える。


祖父は不敵に笑い、

こう指示した。


「春日山城に忍び込み、

 誰にもバレず、

 木杉付子が茶を入れて、

 儂に持って来い」


「城内に気づかれた時点で、

 黒子は解散だ」


当然だが、

誰も傷付けるな。

痺れ薬も禁止。


俺は手を出さず、

祖父と一緒にいる。


決行は――

夜十一時。


夜十二時頃。


祖父と今後の話をしていると、

お手伝い姿の木杉付子が、

茶を持って現れた。


侵入者の警戒。

異変の声。


――一切、聞こえない。


合格だろ。


祖父は木杉付子を褒め、

城の防御態勢の見直しを考え始める。


俺も褒めると、

木杉付子はニヤリと笑った。


他の黒子は、と聞くと――

全員、揃っていた。


北爺曰く、

最初に俺と城内を見られたことが、

大きかったらしい。


黒子は、これで良い。


最後に、

長弓兵二百名を見に行く。


長弓は、

68~90kgの弓を引く。


弦を、

ウェイトリフティングのように持ち上げ、

フックに掛ける必要がある。


そのため、

訓練内容は完全に筋トレ。


結果――

長弓兵は、全員マッチョだ。


黒崎弦も、

精悍な体つきとなり、

皆を引っ張るリーダーに成長していた。


黒田リンを見ると――

弟の仁を放置して、

兄・弦の姿を、

うっとりと見つめている。


……おい、リン。

どっちにするんだよ。

ここまでお読みいただき、

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― 新着の感想 ―
軽装歩兵100遊撃100親衛隊50で重装歩兵いくつだろ? 長弓兵200でもう戦える感じだろうか?
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