第259話 1540年 10歳 安東家を攻略するぞ(③安東家の次男、越後を迎え撃つ危険な策に出る)
<筆頭家老と次男>
筆頭家老・檜山 正季は、次男の安東 舜季と深刻な顔で相談し合う。
次男「越後のバカどもが攻めて来るがどうする?」
筆頭家老「大問題です。
まず第一に、飢饉で糧食が乏しいので士気が上がりません。
第二に、我々を助けてくれるのは湊安東(分家)ですが、情報ですと南部家が湊安東(分家)を攻めるようなので、誰も我々を助けてくれません」
次男「どうするんだ? 何も手がないわけではあるまい」
筆頭家老「南部家の出羽北東部の国人領主・戸沢 政安にお金を出して、三戸城へ進軍してもらいます。
さすれば三戸城は再建したばかりなので、南部家は撤退せざるを得ません。
それで湊安東(分家)に越後の後方を攻めて貰えれば、さしもの越後もたまらんでしょう。
我々が有利になった所で和議に持ち込みます。
和議の条件は食料にすれば、飢饉も解決します」
次男「流石、わが頭脳。
そうだ、元次席家老の比内 重義が南部家にいるというぞ。
あいつは安東家の秘密を知りすぎている。抜け穴も知っているだろう。
抜け穴を知られていても、金がかかるから新しく抜け穴を作るわけにはいけないし、塞いだら我々が困るし、どうすんだ?」
<緊迫>
筆頭家老「抜け穴は城の倉庫につながっています。
越後の連中はここから入ってくると思います。
よって倉庫の外に罠を仕掛けておきます。
入ってきた奴らを一網打尽にするのが良いかと思います」
次男「わかった。これを父上に上奏しようぞ」
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