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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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第250話 1540年 10歳 武田信玄登場だぞ( ② 龍義は来ない、信濃北部連合だけで武田を止められるか)



史実では『海野平の戦い』は、甲斐守護『武田信虎』と、

『村上義清』や『諏訪頼重』など武田と結んだ信濃国人の連合軍が小県郡へ侵攻し、

小県を領する『海野棟綱』、『根津元直』ら滋野三家

(『海野氏』『禰津氏』『望月氏』)や『真田幸綱』との間で行われた。


しかし、現行の世界では

『村上義清』、『海野棟綱』、『根津元直』ら滋野三家は

『信濃北部連合』に加入している。


さらに越後から武器援助などの支援を受け、

国人衆同士の関係はより密になっていた。


『真田幸綱』は、すでに越後の情報武官として大活躍している。


<緊迫する信濃>


『海野幸義』が、

信濃北部連合幹部の『高梨政頼』、

『村上義清』、

そして『竹俣清綱』(長尾家家臣)のもとへやって来た。


海野幸義「うちの家臣が良い仕事をしてくれました」


村上義清「そしたら武田の奴らは来るか?」


竹俣清綱「奥地まで引き釣り込んでやりましょう」


皆「そうですな……」


高梨政頼「龍義は来ないのか?」


竹俣清綱「私が代わりを勤めます」


高梨政頼「何じゃ、巷で噂の龍義の戦が見たかったのにのーー」


村上義清「竹俣清綱殿から聞いておるが、戦上手というのも見たかったのーー」


竹俣清綱「私たちが負けたらイヤでも若様が出て来ますよ」


高梨政頼「それは困る。だが勝てば祝いの席で龍義殿を呼べ。楽しみにしておるぞ(笑)」


<不穏な前触れ>


信濃北部連合の面々には、まだ余裕があった。

だが、その余裕の裏には緊張もあった。


相手は『武田信虎』だ。

しかも、ただ攻めて来るのではない。

勝つために来る。


越後の支援を受け、信濃北部連合は確かに強くなっていた。

しかし、武田もまた信濃を諦めたわけではない。


『海野幸義』の報告が事実なら、

武田は近いうちに必ず動く。


この戦は、ただの迎撃戦では終わらない。

信濃北部連合が武田に通用するのか。

それとも――龍義が出る事態にまで悪化するのか。


静かな会話の裏で、戦の気配は確かに濃くなっていた。

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