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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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第210話 1539年 9歳 南部三戸城、炎上したぞ

6月下旬に直江津を出港して、7月初旬に十三湊に到着した。


連絡済みなので、志村と高木が軍馬二千頭を連れて迎えに来てくれていた。


志村

「若様、遠い所いらして頂いてありがとうございます」


「志村、大変だったろ。連絡は迅速かつ的確だったぞ」


志村

「ありがとうございます」


無論、南部氏から兵士を借りての移動である。


そのまま南部氏の居城 三戸城 へ向かう。

およそ10日ほどで到着した。


<緊迫する南部領>


安田

「うわー本当燃えてますね」


安田が、無惨に燃えてしまった 三戸城 を見てつぶやく。


残骸からは、まだ煙が立ち上っていた。


案内の南部氏兵士が悔しそうに安田をジロッと眺める。


安田は

「あっ」

と気づき、慌てて自分で口を塞いだ。


三戸城は焼け落ち、

人を迎えられる状態ではなかった。


そのため我々は、南部氏のもう一つの拠点――

根城 へと向かった。


俺達は三戸城から南東約25kmにある 根城 に到着した。


根城の奥の間に通される。


領主 南部安信 と長男 彦三郎 が俺達を迎えてくれる。


南部安信

「遠路はるばる来て頂いて申し訳ない」


「盟約に基づき参上しました。早速ですが、どのような状況ですか」


南部安信が悔しそうに口を開く。


南部安信

「主犯は 赤沼備中。工藤が裏で焚きつけたのです」


長男彦三郎

「赤沼備中の奴が、工藤に焚きつけられ、

我らの留守を狙って城に火をかけたのです。


甲斐源氏の流れを組み、

我ら先祖代々の宝も燃えてしまいましたわ」


長男彦三郎

「あ奴らだけは、八つ裂きにしてもまだ足りぬ」


<夜の密談>


「それは、腹わたが煮えくり返りますな。


それで奴らを落とす作戦ですが、

調子に乗って入る所をですね……」


俺は作戦を話す。


南部安信

「流石は上杉龍義殿!

我らでは考えつきませぬ」


長男彦三郎

「マコトですな、父上」


南部親子が目を輝かせる。


「それでは作戦実行しましょう!」


三人で悪巧みの顔になり、

夜は更けていく。

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