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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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第194話 1539年9歳 領地経営の天才登場、ただし寝る

<問題児、登場>


俺は小島と大助と山田を連れて、俺の邸宅の客室にいる淀橋に会いに行く。


俺は小島から、領地を持った時に領地経営出来る人を頼まれたので、小西商店から淀橋を紹介された。


但し淀橋は出来る男だが、寝てばかりいる。


小島には淀橋を必ず引き取って面倒を見ろとは言ってある。


(見てくれないと淀橋は客室でずっと寝ているだけの不良債権となってしまう)


小島と大助と山田は、新しい弟という事で三人で嬉しそうだ。


新生児の顔を見に来た夫婦か!


俺は、淀橋の顔を見せる。


三人はこれですか?って顔になる。


俺は手伝いに指示して、小西商店で教えてもらった水と手拭いを用意させる。


水を含んだ手拭いで淀橋の鼻と口をふさぐ。


淀橋

「苦しい、ぷはー、あっ若様おはようございます」


「淀橋、よく聞け、小島弥太郎が今後、お前の主人となる。」


小島

「よく聞け、今日から俺がお前の兄となり、お前が弟となる。弟の面倒を見るのは兄貴の責任だ。」


いつもの儀式をする。流石の淀橋も神妙な顔だ。


儀式が終わった。


小島

「よく聞け、お前の兄貴達を紹介するぞ。俺が長兄の小島弥太郎だ、」


大助

「兄貴、淀橋寝てます」


小島

「ナニーーー、愛の鉄拳制裁」


小島がダメージを与えない殴り方で殴った。


山田

「長兄、淀橋寝てます」


小島

「な~~~にーー」


「小島もう止めとけ、淀橋を連れて帰ってくれ」


淀橋は戸板に載せられ帰って行った。


淀橋の世話をしていた事務員真田に聞くと、


事務員真田

「あの人何なのですか?

枕元に置いておいた食事は無くなっているから生きているのはわかりますが、起きているのを誰も見た事がないんですよ。」


――本当に問題児だ。


<打つ手なし>


1週間ほど経過した。


俺が庭に行くと、小島と大助と山田の3人で悩んでいる。


小島

「愛の鉄拳制裁利かなかった」


大助

「三上姉妹に相談してももお手上げでした」


山田

「誰でも起きる戦術説明も寝るんですアイツ」


山田よ、戦術説明は俺は好きだから起きるけど安田は寝るぞ。


俺はもう一度淀橋を俺の部屋に連れて来させる。


淀橋は相変わらず戸板に載せられて来る。


いつもの水と手拭いで起こしてもらう。


淀橋

「ぷはー、苦しい、あっ若様おはようございます」


「淀橋お前眠りが浅いのではないのか? とりあえずこの蕎麦枕と羽毛枕どっちが良いか、試して見ろ」


淀橋

「羽毛枕です」


次に綿布団と羽毛布団どっちと聞くと羽毛布団と答える。


(羽毛布団はニワトリの大量購入と飼育で実現した商品だ。)


小島

「若様、淀橋は羽毛枕と布団で今まで以上寝るのではないですか?」


「逆だと思う。今まで寝つきが浅くて昼に眠かったのだ。

小島よ、それでも淀橋は昼に起きて来ないと思う。

小島がやって欲しい仕事を紙に書いておいて、行灯とか用意して、淀橋が夜に仕事出来るようにしてやれ」


小島

「承知致しました」


<覚醒?それとも――>


1週間後。


庭を散歩していると、4兄弟で仲良く談義していた。


小島

「若様見てください 淀橋が昼起きてます

仕事も事務員真田もビックリする位よく出来ます。

書類の山も全て処理してくれてます

ありがとうございました。」


淀橋

「兄貴達にはずいぶんお手数をおかけしました」


山田

「そうだぞ、俺は弟が出来たら、俺が一番下じゃなくなった事が嬉しいんだぞ」


大助

「何を言っているんだ一番下の弟ということで兄貴の奥さんもうちの三上姉妹も賢弟に奥さんを世話すると言っているんだぞ、ううらやましい地位なんだぞ」


小島

「そうだぞ、賢弟。いいか淀橋お前もこういう良い兄貴を見習うのだぞ

うん淀橋、淀橋」


淀橋寝ている。


小島

「愛の鉄拳制裁」


大助

「兄貴、利きません」


山田

「兄貴達、水と手拭いですよ」


小島

「おー、やれ」


大助が水を含んだ手拭いで淀橋の鼻と口をふさぐ。


淀橋

「ぷはー 苦しい、兄貴達おはようございます。」


ダメだこりゃ。

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