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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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第193話 1539年 9歳 直江津帰ったぞ-


<帰還、そして休息>


堺を出発してから三か月。


長い陸路と戦を終え、五月初旬――ようやく直江津に戻った。


流石に皆疲れている。

俺は一ヶ月の休息を皆に伝える。


あちこちから喜びの声が聞こえてくる。


俺の邸宅に戻る。

ここでも喜びの声が聞こえる。


菊姫

「龍義様 お帰りなさーーーーい」


菊姫は満面の笑みで迎えてくれた。


菊姫は俺がいなくて大分寂しかったようだ。

確かに俺は新婚だしね。9歳だけど。


知らない土地で、周りは菊姫に皆敬意を払うけど、気を使うようだ。


俺の場合遠征が多いからね。

行く場所は戦場なので連れていくわけには行かない。


鶴姫も満面の笑みだ。


鶴姫

「龍義様お帰りなさい」


菊姫も鶴姫も俺に喋りたいことが山のようにあったみたいで、帰ってきてから二人の話をずっーーーと聞いている。


食事も越後の名産が出てきて嬉しい。


二人とも俺の側にピタリと離れない。


安田と乳母のイチャイチャ警察の目も厳しい。


「そしたら、久しぶりにゆっくりしたいし、またあの温泉に行こうか」


菊姫、鶴姫も大喜びだ。

隣で安田も大喜びだ。


安田はいいよ。


<温泉、そして異臭>


いつもの地元民しか知らない温泉に行く。


メンバーは俺、守役安田、菊姫、乳母、林爛々、鶴姫、護衛役水斗他4名、荷物持ちその他手伝い10名ほどで朝早くから出発している。


こちらも2回目なので慣れてきた。


温泉地に到着。


村長

「若様、お帰りなさいませ!」


村長も慣れたもので、俺達が来るというので準備済みだ。


安田

「この屁のような匂いにも慣れてきました。良い匂いですね」


「安田、女性陣を見てみろ、お前の発言で皆ドン引きだぞ」


安田

「すいません、あっ乳母さんまで引かないで下さい」


皆簡易衣に着替え湯船に入る。


鶴姫

「龍義様、温まりますね」


安田も目一杯水をかぶり湯船につかる。


「おー安田、きっちり入れるようになったな」


安田

「そりゃ、皆さんに格好良い所を見せないといけませんからね」


「安田、それは無駄な抵抗と言うんだよ」


菊姫や鶴姫はクスクス笑い。


菊姫

「龍義様、安田様は格好良いですよ」


安田

「流石、菊姫わかってらっしゃる」


(安田よ、それはお世辞というんだよ)


すると――


眼の前には小島夫妻がいた。


菊姫が小島に奥さん孝行をしなさいというアドバイスをきちんと聞いていたようだ。


小島

「若様、このような所で、お邪魔しております」


「いや、まったくだ。今回の遠征は陸路だったからな。やっぱり船での遠征の方が早くて良いよな」


小島

「そうですね。こちらも嫁さんを家に残しているので心配しておりました」


菊姫

「どうですか、小島様はお絹と上手くやっておりますか?」


お絹

「菊姫様には良い旦那様をご紹介頂き感謝しております」


小島

「あっそうだ、あの件を菊姫様に相談しよう、お絹」


お絹

「このような些細な事で」


菊姫

「聞きますよ。お絹、教えて下さい」


お絹

「実は、小島様に良い年齢の部下がいまして、小島様はその部下の相手を見つけてやりたいのですけども、その部下が大変に口が悪く、会う女性に文句ばかり言うのです。私が見る所お母さんに甘えるみたいに文句を言うのです。それで全く上手くいかないのです」


<菊姫の助言、安田の危機>


菊姫

「女性に自分のお母さんを投影する男性は多いですよ。


女性に甘えるの裏返しで文句を言う人はいます。


そういう人の相手は甘えさせる女性を与えるのは間違いです。


その女性が甘えたい男性で潰れちゃうから。


その男性を引っ張る気の強い女性をつける方がうまくいくと思います。


甘いお母さんじゃなくて厳しいお母さんをつけるのです。


男性も厳しい女性の方が育ってくるので、女性が頼れる男性になりますよ」


お絹

「ありがとうございます」


俺がなるほどと聞いていると、隣で安田が真っ赤になり完全に湯当たりしていた。


「おーーーい安田!!! 水斗、安田を引っ張り上げて水を浴びせろ 冷やしてやってくれーー」


安田は無事回復した。


安田

「良いお湯でした」


「倒れただろ!!」

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