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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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第187話 1539年 9歳 三好氏の攻略をするぞ (論功行賞、最大の被害者は誰だ)

<功と不安>


論功行賞となった。


まずは真田幸綱、小島弥太郎、山本勘助。

それぞれに百貫を与える。


真田

「若様、ありがとうございます」


「領地(越中中央部)の方はどうだ、上手く行っているか?」


真田

「弟が隣(越中東部)の馬場殿の弟さんから色々教えて貰っているみたいで」


「馬場と真田はそういう意味で似ているから隣にしたけど、来年一向宗と争うだろうから準備を頼むよ」


真田

「承知致しました」


小島

「若様、ありがとうございます 」


「国人衆の奇襲は見事だったぞ」


小島

「賢弟(山田)の献策が光ました」


「小島の領地の事だけど、来年越中の西部を取るから、そこをどうかなと考えている。改宗させるけど一向宗の爪痕が残ると思う。山田は政策面ではどうだ?」


小島

「完全な軍事専門ですね」


「おいおい、どうするんだ?」


小島

「若様、政治が出来る新しい弟をお願いします!!」


俺はお前のお母さんじゃないぞ。


「いやいや、家老は小島の嫁さんのお父さんは使えないかとか色々小島が考えないと駄目だぞ」


(ちょっと不安・・・・・)


山本

「皆、一家の家来に分けなきゃいけないから大変、儂はその点身軽だから」


「山本も裏切らない身内を作れ、お前が絶対の信頼をおける奴だって言ったら俺も信用する」


山本

「田中直」


「あれは信用出来るけど家老は無理だぞ、どうしてもというならしょうがないがやめとけ」


山本

「そうでしょうね」ニヤリ


「お前、俺の反応見ただろ」


家臣達の笑いが広がる。


だが、本当の大詰めはここからだ。


<金と覚悟>


さて、論功行賞も大詰め。


松永久秀に二千貫と言った時、周りはどよめいた。


松永久秀は飛び上がって喜び、側近同士も抱き合っている。


やがて松永久秀が満面の笑みで俺の前に現れた。


いや、その笑顔なんか怖いって。

こいつの目がヤバい。


「三好政康で千貫、三好長逸で千貫で合計二千貫だ」


松永

「兄貴、ありがとうございます」


「それでだ、松永にはもう一つ渡す物がある」


俺は紙を渡す。


請求書

西洋帆船の損害賠償その他 二千貫


松永

「・・・・・・というと」


俺はニヤリと笑う。


「二千貫は損害賠償と相殺だね」


一瞬、空気が止まる。


松永

「兄貴、そりゃないようーーーー」



俺は静かに言う。


「松永、功は功。損は損だ」


松永久秀の目が細くなる。


その奥で、何かが燃えている。


だが――


それでも笑う。

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