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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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第181話 1539年 9歳 三好氏の攻略をするぞ (伊賀対赤目、夜が始まる)

<忍び達の噂>


三女

「知ってる?伊賀の百地丹波って霧狼様を子供の時から育てたんだって」


霧狼とは夜雀の夫で、夜雀は三姉妹の指導役だ。


二女

「あーそれ、聞いた事ある。霧狼様って子供の時から超天才で、百地丹波もそれで霧狼様を可愛がったんだって」


長女

「子供の時から超天才って言ったら大姉(夜雀)も同じよ」


二女

「大姉は次元が違った。マジヤバかった」


長女

「次元が違った者同士で霧狼様と大姉は通じる物があったんだよ、実際あの2人仲良いしね」


三女

「いいなー

私王子様みたいな人と結婚するんだーー」


二女

「おーうーじー↑ あんたはどこかのオジさんと一緒になるだけよ」


三女

「いいじゃん、ちょっと位夢見たって、あんたの方が男の趣味悪い癖に」


長女

「止めなさいあんたたち、赤目様と霧狼様が来るわよ」


<作戦、若様を囮に>


赤目滝、霧狼、夜雀、影牙が部屋に入って来た。


赤目滝

「作戦を皆に説明する。若様から早く百地丹波を始末するよう指示があった。

このため若様をオトリに使う」


皆、顔を合わせる。若様をオトリに使って良いのかという顔だ。


赤目滝

「我らは若様がここにいると流言(噂)を流し、ここの邸宅の警戒を薄くする。実際に若様はここにいてもらい、内部では親衛隊の皆様に若様に守ってもらう。


儂らは高い塀に囲まれた小西様の別宅を借りて、警備を厳重にする。


そして赤目が四六時中出入りすれば伊賀は小西別宅を若様の住まいと見る。


そこで長尾家が伊賀に対抗するため甲賀の里と手を組んだ。甲賀の里の望月が夜に小西別宅に入れば、伊賀の百地丹波と伊賀者は小西別宅に必ず侵入する。


甲賀の望月に化けるは影牙で頼む」


こそこそと。


三女

「どういうこと、まるで意味わかんない」


長女

「要は伊賀は流言があって防備が手薄な所は罠と思って侵入しない。小西別宅は赤目が出入りして甲賀の望月が来るなら真偽を確かめるため侵入してくるってことよ、わかった?」


三女

「わかんない」


二女

「もー、要は小西別宅に罠仕掛けて伊賀者を誘き寄せるって事よ」


赤目滝

「そういう事だ。若様に頼んで見張りの交代を通常は発生しないが、夜間半刻だけスキマを作ってもらう。この見張りがいない時間帯で伊賀者が侵入してくる。


皆、準備しろ」


<迫る夜>


若様を囮にする。

赤目の誇りを賭けた罠が、静かに張られた。


伊賀か、赤目か。


夜が来る。

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