第124話 1538年 8歳。 国人衆を面接するぞ。
前回は宗教改革を行いました。
<国人衆の面接>
蝦夷地を甘粕と直江に任せるので、
海援隊と建築の責任者がいなくなる。
これを埋めたい。加えて鉱山の責任者も欲しい。
そこで蝦夷地守護大名就任以降、
俺の所で働きたいという国人衆の売り込みが多い。
そこから本庄の推薦があった者を面接する。
吉江宗信 33歳。
小国頼久 28歳。
加地春綱 27歳。
まず吉江宗信から面接をする。
史実では魚津城の戦い(1577年)で織田軍相手に徹底抗戦、
最期まで降伏しなかった忠義の人だ。
面接の結果、超真面目なので
直江のやっていた建築の方を任せたいと思う。
吉江
「命を賭して築かせて頂きます」
満足のある解答を得た。
<鉱山と海の担当>
次に小国頼久を呼ぶ。
史実では第一次川中島の戦いでの後詰等、
上杉謙信に帯同し活躍した人だ。
本庄からは鉱山の経験があると聞いている。
初対面だと極めて緊張するタイプで、
戦闘になると人が変わるタイプだそうだ。
俺
「お主は鉱山が好きと聞くが、鉱山のどこが好きか」
小国頼久は緊張で赤い顔して答えない。
令和のアルバイト面接だと真っ先に落とされるだろう。
俺
「深呼吸をしようか。吸って~吐いて~
鉱山のどこが好きか?」
小国頼久
「主君に鉱物を届ける事で直接貢献出来る所が好きです。
加えて農閑期に農民を働かす事ができるので効率的です」
緊張しいだが、鉱山を任せようと思う。
次に加地春綱。
史実では上条の乱で祖父長尾為景に背いたが、
祖父は娘を嫁にやり懐柔した。
その後七手組大将の一人となり活躍した。
祖父は余程の能力がある人でないと身内にしない。
問題は加地春綱は叔母の夫で、叔父さんになる。
使いづらいな~。
加地春綱
「龍義よ。お主は儂の甥であるが、
お主の凄さはよ~~~くわかっているつもりだ。
叔父としての立場は今日から捨てる。
儂を一人の部下として使ってくれ。頼む。」
それなら使えるか~。
俺
「それでは海援隊といって、
商船や越後海軍操船所、船工場、廻船問屋の対応など
海関連の仕事をまとめる組織がある。
それぞれの組織は代表が纏めているが、
時々組織同士が揉める。
加地春綱には、
これの仲裁や長期運営戦略を組んで欲しい。
困ったら俺を呼んで下さい。」
加地春綱
「若様、承知致しました。」
加地春綱は現実主義者で観察力がある。
その観察力で、俺が血縁を重視せず、
むしろ血縁者を避け実力者だけで人を選んでいるのを見抜き、
先の発言となったのであろう。
<鉱山現場の後日談>
後日、小国頼久を
太原雪斎から紹介された山師五人に合わせた時は
まともな対応だった。
俺は山師五人に
間瀬銅山、黒部銅山、東釣鐘山鉱山、
小川鉱山、草倉鉱山の大体の場所を教え、
鉱脈を見つけるよう指示した。
これは全て銅鉱山だ。
しかし、美少女中山お鉱と会わせた時は
小国頼久は全く喋らず、固まったままだった。
お鉱も困ってしまい、
俺の方に助けを求めるよう視線を送ってくる。
結局、小国頼久には
お鉱と話す時は顔を見ない、
床を見て対応することになった。
山師五人やお鉱が鉱脈を見つけた時は、
小国頼久が鉱山労働者を手配する事とした。
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