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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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122/128

第122話 1538年 8歳  金融業を始めるぞ。

前回、龍義は馬場信春のスカウトに成功した。


九島弥太郎から相談を受けた。


九島

『若様、西洋帆船も増えまして取引量も増大しました。結果、かなり余剰資金が生まれました。

そこで貸金業をやりたいのですがどうでしょうか』


そうきたか〜。

確かに余剰資金はあるので運用した方が良い。


『良いけど、誰に任せるんだ。九島は商船の指揮を取ってくれないと困るぞ』


九島

『私の右腕を代表とします。名前は長岡謙吉です』


長岡謙吉とは、坂本竜馬の愛弟子と同姓同名だよ。


『そしたら長岡と事務の真田を呼んでくれ』


俺の前に表れた長岡謙吉は the浪速の商人そのものだった。


長岡謙吉

『若様、お初にお目にかかります。ワテが長岡謙吉と申します』


『長岡は普通の言葉で喋るようにな』


長岡謙吉

『緊張しまして申し訳ございません』


事務の真田がやって来た。経緯を話す。

事務員がまだいるなーと一人言を言ってる。


『名前は亀山社中でやる。長岡謙吉が代表ならこの名前以外はあり得ない』


亀山社中とは坂本竜馬が設立した総合商社の名前だ。

長岡謙吉は亀山社中のメンバーであった。


みんなは「亀山って何なのか?」という顔だが気にしない。


<亀山社中の規則>


『長尾家の全額出資で行う。


農民は利息年一割利息で種籾も貸す。

商人その他は年二割利息。

国人衆は長尾家に属する者だけ、大名は経済同盟のある者だけ、それぞれ年二割利息とする。


貸付は証文を交わし担保を取る。

限度額は人によるが十万貫までだ。


担保が無い者は保証人か、新田開発等の労働をもって返済を約束する労働担保も認める。

労働担保の実行確認は真田でやって、実行がないなら佐渡ヶ島に送ってくれ。


借入金の返済は店に来て払う事を原則とする。

支払期限までに店に来ない者は貸し倒れとして処理をして、担保の回収をする。

逃げた者は飛猿を使う』


『加藤と自来也を呼んでくれ』


すぐ来る加藤と自来也。


『飛猿はあれから実力は上がったか?』


加藤

『飛猿の人数も増え、若様の期待に応える事が出来るかと思います』


自来也

『若様、加藤の奴は軒猿に散々嫌がらせを受けても仕返しもしない。

儂が叱って大分良くなった』


『加藤よ。人を入れて飛猿を大きくしろ。

そしたら軒猿は何を言って来ても跳ね除けられる。


その為には資金が必要だ。

長岡、説明しろ』


長岡が説明する。

九島が右腕というだけあって、人の心を掴む喋り方だ。


『取り立てなんて素人でも出来る。

これも出来ないような奴は忍者を辞めさせろ。


長岡は手数料を飛猿に払え』


加藤、長岡

『承知致しました』


『人が足りない時は軒猿を下請けで使え。

奴らは金がないから簡単に言う事を聞くぞ。


それはそうと、自来也は若い嫁をもらって子供が出来たか』


加藤

『自来也様は、私達に血反吐吐かす程の厳しい訓練させておいて、

奥さんと子供の前でデレデレしてます』


自来也

『加藤ーーー、若様にバラさなくていいだろうー〜』

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