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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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119/122

第119話 1537年 佐渡ヶ島に行くぞ①金城兄弟と本間氏

前回、美少女山師・お鉱が登場した。

佐渡ヶ島に視察に行く。

お伴は雷蔵、風馬、水斗、赤目滝、三姉妹、そして真田だ。

守役安田は俺の婚姻の世話で忙しく、来れない。


まずは祖父の妹である大叔母と、その夫である大叔父に挨拶に行く。

土産と祖父からの手紙を大叔母に渡す。


大叔父は土産で渡した新津焼を気にいってくれたようで、家宝にするそうだ。

予め「神棚ではなく、床の間や目立つ所が良い」とアドバイスしておく。


『新しく来た葉月咲の方はどうですか?』


大叔父

『我らに大変な気遣いをしておる。

お金やら珍しい食べ物やら産出された金銀を持って来ておる。

今の所問題がなく、仮に何かあっても儂らも言い易い人だ』


葉月咲とは、前職が売春宿と博打場の経営をしていたが、

坊主とヤクザの争いに巻き込まれ佐渡ヶ島に来たやり手の女だ。


<金城兄弟との相談>


大叔父の城に金城兄弟を呼び出す。


『金城達が頑張ってくれているお陰で助かっているぞ。

ところで葉月咲の仕事振りはどうだ。お前達は満足しているか?』


金城長男

『若様、ご婚姻おめでとうございます!

葉月咲さんの仕事には私達兄弟は満足しております』


金城次男

『俺達は満足しているよ』


金城三男

『そうそう俺達の注文にもすぐ対応してくれるよ。

ただ津田って人がいつも顔が青いんだよ』


津田は葉月にこき使われているんだろうな〜。


『金城兄弟に頼みたい事が二つある。

一つは新しく松倉金山を手に入れたのだが、

金城兄弟のやり方で金山の再開発をして欲しい。

こちらは弟子か誰かの派遣希望だ。


二つ目は長尾家が蝦夷地の守護大名となったのは知っておるな。

蝦夷地には有望な金山が二つある。

大体の場所は言えるが正確な場所は無理だ。

ここは金城兄弟で見つけて欲しい。

採掘は分家本間にやらせようと思うが、彼らは出来そうか?』


金城長男

『松倉金山には私の弟子を行かせます。

ただ私の側を離れたがらないので1年間だけです。

それから次の弟子をまた1年間行かせますのでご安心下さい。


蝦夷地の金山については承知致しました。

私達が見つけます。

見つけた後は本間さんで大丈夫かと思います』


何やら金城兄弟がマトモになってきている。

仕事と私生活が思い通りなんだろう。


『助かるよ。

有難う。期待しているぞ。これからも頑張ってくれ』


金城兄弟

『わかりました』


金城兄弟マトモだ〜。

どうしたんだ!


<分家本間の再起>


俺に敗れ財産を没収され、

金城兄弟の下で鉱山の勉強をさせていた

河原田本間氏と久知本間氏――分家本間の当主を呼び出す。


分家本間の二人は以前より逞しくなっていた。


『お前達、頑張っているみたいだな。

二人にもう一度お家再興する機会を与えたいのだが、興味はあるか?』


河原田本間氏

『是非ともお願い致します』


久知本間氏

『何でもします』


『旧来の佐渡ヶ島の時より大きな仕事を任せたい。

長尾家が蝦夷地の守護大名となったのは知っておるな。


蝦夷地に佐渡ヶ島に少し落ちる規模の金山が二つある。

金城兄弟が金鉱を見つけるから、

お前達で金山を掘って精製して直江津に送ってくれ。


金山の周り一帯はお前達の領土として良い。

両者ともに佐渡ヶ島と同じか、それより広い領土を任せる。


開発資金で二人に各千貫渡す。

労働者を集め採掘してくれ。


出来そうか?』


二人は大興奮である。


河原田本間氏

『若様有難うございます。是非やらせて下さい』


久知本間氏

『私達はどこだって行きますよ』


『一つは最北端で金鉱は最大量を誇るが、蕎麦は栽培出来る。

二つ目はそこそこ金鉱があり、平地も近く作物も栽培出来る。


二人で話し合って、どちらにするか決めてくれ。

家を再興するとなれば、平地経営も大事だぞ。


大体の地図を二人に渡すよ。

移住は来年か再来年のどちらかだ』


分家本間

『わかりました』

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