第117話 1537年 7歳 事後処理だぞ
前回は、祖父の代から因縁の相手だった椎名長常を退治。
越中東部はついに長尾家のものになった。
論功行賞を行う。
<恩賞の場>
同率一位。
色部、千貫。
色部
『若様、有難うございます。
聞いておりますよ。
ここで受章すれば、若様に願いを聞いてもらえるのでしょう?』
色部にまで伝わっているのか〜。
色部
『故郷に一週間だけで良いので帰国させて下さい。
殉職した部下を、故郷で眠らせてやりたいのです』
俺
『そういう理由だと断れないな。
柿崎、色部がいない間、ここの面倒を頼むよ』
色部
『若様、有難うございます!
柿崎殿、ご面倒をおかけする』
<黒子の願い>
木杉付子、千貫。
木杉
『私も若様にお願いがあります』
――嫌な予感。
こいつはリスクジャンキーだからな。
木杉
『黒子の活躍の場面が少な過ぎです』
北爺がウンウンと大きく頷く。
木杉
『私達黒子は、北爺に死にかけ一歩手前の訓練を受けております。
訓練の成果を、もっと示したいです』
北爺は
「秘密をバラすなよ…」
という顔をする。
清水と大谷は
「木杉、よく言った!」
という顔だ。
俺
『今回は黒子の役割は大きかった。
心配するな。
これから国獲りは増える。
黒子の活躍も多くなろう。
木杉、お前の役割もさらに大きくなるぞ。
頑張れよ』
木杉
『はいっ』
満足そうだ。
やはり危険な女である。
黒崎弦には、一揆首領射殺の功で五百貫。
北爺、清水にはそれぞれ百貫。
ふと弟の黒崎仁を見る。
セルパと熱心に話している。
兄の黒崎弦は黒田リンと話していた。
これで兄弟喧嘩も無くなるか?
――良かったな、仁。
<安田の楽しみ>
この関係を、楽しみにしている男がいる。
守役・安田だ。
安田
『この恋の行方はどうなるんですか?』
(恋リアじゃないぞ!!!)
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