第113話 1537年 7歳。 新商品を発明するぞ。
前回は、新津焼(派手な器や花瓶)の拡大に乗り出しました。
発明家の新田次郎を呼び出す。
新田
『若様、ご婚姻と南部氏でのご勝利、おめでとうございます』
俺
『L字型イカダで味方の損失はスゴク減ったよ。
南部氏の奴らも、びっくりしてたぞ』
新田次郎は嬉しそうだ。
新田
『基本的な考えは全て若様なので・・・』
俺
『実行して完成させたのは新田だ。
それで次の発明も頼みたい。
行軍中に雨で濡れると、兵士も馬も体力を奪われる事は知っているだろ。
今は藁を使っている。
藁より防水性と防寒性を高めたい。
何を使うか?』
<油紙袖合羽>
新田
『和紙を二枚貼り合わせ、油を染み込ませれば雨を弾きます。
裏に薄布を当てれば破れにくくも出来ましょう』
俺
『越後和紙と油を使えば量産も可能だな。
藁の三倍、布の二倍の防水性と防寒性を確保したい。
この油紙袖合羽を兵に持たせる。
職人を集め、組織して生産体制を整えろ。
出来るか?』
新田
『若様はいつも一段ずつ大変な事を言われます。
計画的に私を成長させようとされていますね。
是非とも、やらせて下さい』
俺
『数量は最低五千人分だ。
将来的には万となる量産体制を整えてくれ』
<安田の心配>
安田
『この油紙合羽は、真夏はどうするのですか?』
俺
『真夏は今まで通り藁を使う。
安田は油紙合羽を着ても良いぞ(笑)』
安田
『大汗かいて臭くなっちゃうじゃないですか・・・』
――気にしてたのか。
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