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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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103/118

第103話 1537年 7歳 反乱組に外交を任せるぞ

前回、龍義は長い旅を終え、

ついに直江津へ帰還した。


だが――

帰国は休息を意味しない。

越後には、山のような仕事が待っていた。

1537年 7歳

たまった仕事を片付けるぞ。


春日山城に行き、

祖父・長尾為景の重臣

大熊朝秀と本庄実乃に、


蝦夷地守護大名就任、

南部氏と伊達氏の娘との婚姻、

両国との同盟を伝える。


祖父重臣の大熊朝秀は細かい所まで目が行く。

細かいのに名前が大熊で性格と名前が合っていない。


マメにこの二人とはコミュニケーションを取っているので、気楽な関係だ。


本庄

『若様、この度は婚姻おめでとうございます!』


『有難う。また色々面倒かけるけどよろしく頼む。

俺は細川氏綱と南部氏の敵対国人を成敗しただろ。

だから各国が同盟を結べば守って貰えると思い、

各国の同盟希望が殺到しているんだ。』


大熊

『そうですね。問い合わせ多いのですが、

為景様の指示で若様が帰国しないと返事が出来ないと答えてます。』


祖父は俺が動き易いように丸投げしてくれていた。


俺は二人に今後の外交方針を伝える。


『外交交渉は竹俣清綱、色部勝長に任せようかと思う。』


本庄

『それは思い切ったご決断ですな。

反乱組の重用は反乱の誘発には繋がりませんか』


『反乱を起こしたらまた叩くだけだ。

あいつらは有能だから残しただけで、

無能なら追放か首を貰っている。』


大熊

『皆殺しの軍団に反抗するのは、

相当の勇気の持主かバカですな』


皆殺しの軍団って何だよ。

そう呼ばれてるのか。


本庄

『そうですね』


三人で呵々大笑してお開きだ。


<揚北衆への命令>


次の日。


揚北衆三人組、

竹俣清綱、色部勝長、中条藤資を

春日山城に呼び出した。


揚北から本拠地春日山城まで二日かかる。

無論、五日前ほどに使いを走らせている。


俺が部屋に入ると三人が平伏していた。


『面を上げて楽にしてくれ。

長尾家が蝦夷地の守護大名となり、

南部氏の敵対国人や細川氏綱の撃破を知っておるな』


竹俣

『若様の軍に敵対するとは愚かな奴らですな』


お前だって反乱起こしただろー。


『それでだ。

各国が我が国と同盟を結びたがっている。』


色部勝長

『そうでしょうな。

敵対したら殺されるけど、

味方となれば軍を派遣して助けてくれるのだから』


『竹俣清綱、色部勝長で外交交渉してくれ』


驚く二人。


色部

『儂ら反乱起こし立てなのに良いのですか?』


『二人の能力があるのを見込んだ。

基本方針を言うぞ。


南部氏と伊達氏は婚姻ありの総合同盟。

南部氏と伊達氏の婚姻交渉は

安田に任せているから丸投げしとけ』


婚姻の仕事がかなり忙しいらしく、

最近守役安田の顔を見ない。


『有力な港がありお金があれば経済同盟だ。

経済同盟は軍の派遣はしない。


経済同盟で相手の婚姻申し込みは基本断りで頼む。

人質を先方が入れたいというならば、

お前達の領地で世話をしてやってくれ。金は出す。


七尾の畠山は将来攻略対象だが港を持つので、

国交回復をしておきたい。

色部が使者で行ってくれ。

手土産も後で渡す。


逆に敵対するのは武田信虎の甲州だ。

断交しても良い。

最初奴らは贈り物の話を持ってくるが全て断れ。


断る理由は、

甲州の忍びが我が国の技術を盗む為、

多数侵入しているからだ。

断交すれば奴らの忍びは減るだろう。


武田の狙いは信州なのだ。

間違いなく奴らと戦いになる。

同盟するだけ無駄だ。


こちらに各国の同盟の申し込みの書状がある。

処理を頼む。

俺の方の結果報告は夜に頼むよ。』

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