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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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第一話 202✕年 転生前

序盤に設定説明がありますが、物語はすぐに加速していきます。

戦国の世界で駆け抜ける主人公たちの物語を、ぜひお楽しみください。

俺の名前は長尾景一(32)。

新潟の米農家の息子で、父いわく「うちは上杉謙信の血筋だ」とのこと。

……でも一度も上杉家の親族会に呼ばれたことはない。きっと遠すぎる血縁なんだろう。


そんな環境だからか、俺は物心ついたときから歴史と戦史オタクになっていた。

戦国、日本史、ローマ、ナポレオン、中国史……とにかく血が騒ぐ。

中でも特に好きなのが、

軍神・上杉謙信と、維新の英雄・坂本龍馬。


ゲームでは鉱山イベントが出るとテンションMAX。

当時の友達には「キモッ」と言われたが、そのおかげで日本中の鉱山の位置を暗記した。


高校ではアーチェリー部。

大学は念願の防衛大学校に進み、戦術・戦史にどハマり。

先生に褒められまくり、ついには首席卒業。


龍馬を敬愛していた俺は、迷わず海上自衛隊へ。

上司・同期・部下とうまくやれて、出世も順調。

ついには32歳で三等海佐(少佐)。

人生、まあまあ悪くなかった。独身だけど。


そんな俺にも久しぶりにできた彼女――気が強いけど可愛い瀬沼環奈。

キスしようとした瞬間、

俺は心臓発作で死んだ。


……と思ったら、目の前に“神様”を名乗る存在。

どうやら俺は神様の手違いで死んだらしい。

お詫びとして「願いを叶える」と言われたので、思わず言ってしまった。


「上杉謙信に会ってみたい」


神様は笑って言った。

「史実とは少し違う並行世界なら可能だよ。運は……そっち次第だけどね」


そして意識が途切れ――


俺は、上杉謙信の兄・長尾晴景の息子、

猿千代として転生していた。


つまり、

軍神・上杉謙信は、俺から見て叔父。


1507年。俺が生まれる少し前、

祖父・長尾為景は守護上杉房能を討ち取り、

反対勢力を蘆名・伊達の援軍で押し返し、

新たな上杉定実(母方の祖父)を守護に据えた。


――祖父が“上杉家を下克上した直後”という、

とんでもないタイミングの転生である。


軍神の甥。下克上の家。戦国の渦中。

持ち前の戦術知識・軍事理論・海軍経験・鉱山知識……

全部使って、この危険な時代を生き抜いてやる。

将来的には書籍化・コミカライズ・アニメ化・ゲーム化を目標に頑張っています。

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