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こんな私ですが、先輩に恋をしてもいいですか?



コンロの左手には揚げ物鍋、

右手にはフライパン、

中央奥には雪平鍋。



今日も三口コンロの全てを稼働させてお弁当作りに励む私。



おかずカップやバランを使って配置に工夫し、

野菜の彩りにこだわって見た目でも楽しめるように世界観を広げて、

心の中で『美味しくなぁれ』と呪文をかけた。




最後のレシピは、

ワクワクドキドキと期待に溢れながら作った思い出の1ページ目。



彼が初めてお弁当を口にしたあの瞬間を思い返しながら菜箸を揺れ動かす。



幸せだったあの頃を頭の中に描きながら、

お弁当箱の隙間におかずを詰め込んでいくけど……。




これからお弁当を渡す相手は大好きな人じゃない。




私は今日、”影武者生活”にピリオドを打つのだから。




執筆開始 2025/3/13

完結 2025/3/16


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