7.異常気象
あなたにとって、今はどんな世界ですか?
苦しい世界ですか?
生きづらい世界ですか?
幸せな世界ですか?
「昔の方が幸せだった」とよく言う方がいらっしゃいますが、こと環境視点で考えると、あながち間違っていないと思われます。
これからの未来の可能性を考えると、現在は、
「まだましな世界」
ではないでしょうか。
・・・
まだ、多くの人は、温暖化によって命の危険にさらされたり、何かを失ったりしているわけではありません。
確かにニュース報道では、世界で起きている大雨、洪水、噴火、山火事などの自然災害のニュースが日々、語られておりますが、日本で生活している限りでは、地震等の天災の方が余程の脅威な訳で、地球温暖化が自分の生活に直接影響していることを実感する決定打に欠けている気がします。
季節の花の開花時期が早まったり、米、野菜、果物等の豊作、不作についての報道もありますが、毎年、何かの品種にどこかの地域で起きている「普通」のことと考えてしまえば、普通の生活の許容範囲です。
しかしながら、ふと、例えば十年も昔と比較してみますと、自然災害による被害は確実に深刻化し回数も増えていますし、発生回数の増加は、いつ、あなたが巻き込まれてもおかしく無い状況に近づいているとも言えます。
つまりは、今後、失われていく可能性があるということです。
結果、特別な場所に行かなくても、今、生活している場所で普通の生活をしているだけで、最先端分野の科学者と同等に自然災害の観測活動が可能になります。
今まで誰も見たことのない大迫力の光景に、度肝を抜かれることは必至であり、必然ですし、必見です。
目をそらすことは出来ませんし、逃げ場もありません。