第64話 大宇宙、爆誕っ! 胸部競争!
背の高いリバーとバス子、低めのミリーナ、ちっちゃなパスちゃん。全員貧乳ですが、背丈は大小です。
爆発と融合は何度も繰り返され、真っ暗な空間になったかと思えば、やがて、いくつもの小惑星が浮かんだ大宇宙が誕生します。
現在のあなたは、星がきらめく宇宙の中心で立っているのです。
「ちょっと待って! 背景が宇宙になっても、スク水のままなんだけど!」
かわいいから、そのままです。
「恥ずかしいんだけど!」
恥ずかしがるあなたのお姿を見られるのが嬉しい、というわけです。
「何それッ?」
あなたの前に、なんと、あなたのお母様が降臨しました! 八意智奈子様です!
「ここに来てお母さん登場とか狂ってる! なんで私とおそろいのスク水着てんの!」
これからバス子がこちらの宇宙にて、あなたにべったりとくっついて魔力を頂くためでございます。
「まだ取るつもりなのかっ!」
「よくここまでたどり着くことが出来ましたね」
「声がバス子ちゃんじゃん!」
「貴女のお母様のお姿をお借りしたバス子です。まずは、貴女のお母様のお姿のまま、彼女のご紹介をしましょう」
「宇宙でスク水を着た母親のプロフィールを聞かされるとか、拷問なのこれっ?」
いいえ、サービスタイムです。
「貴女のお母様は、三十四歳ですが、年齢よりも非常に若く見えます。貴女よりもずっと小柄でお顔は貴女に似ていますので、貴女が親で、お母様が娘さんだと思われることも多いです」
「その説明をなぜその姿でする?」
「はーい、貴女のお母様ですよ~」
笑顔の偽者は、両手を素早く振ります。
あなたのお母様は偽者ではありますが、ご本人と完全に一致する容姿です。バス子よりも短めの、黒い三つ編みまで完全に再現されております。
「こちらをご覧下さい」
薄型のモニターを両手で持ったバス子も登場しました! 今度のバス子はスク水を着ています! 胸部も薄型とは言わないで下さいね!
「バス子ちゃんが再登場した理由が分からないんだけど」
それはですね……。あなたのお母様が横の長さ四十センチほどあるモニターを持ってしまうと、あなたとの数少ない識別点の、豊満なお胸が隠れてしまうからです。
「いやそんなにデカくないし! むしろ小さいほうだと思うよっ!」
はい。確かに女性としては、多少の膨らみが分かる程度ですから、小振りでしょう。ですが、貧乳を超越したあなたとバス子からすれば、ミニカーと大型バスぐらいに差があります。
「それは大げさ過ぎるでしょッ!」
あなたのお母様の胸部は、割と豊満だったスターリングさん以下です。
「どうでもいいけど、あの人、どこに行ったんだろ?」
あんな人のことは忘れましょう。
「バス子ちゃんが思い出させたんじゃん!」
あなたが最近見かけた胸部の中では、ハエトリさんが断トツで一位です。それで、思い出さなくても構わないあのスターリングさんが二位。そして、かなり小さくなって第三位が――。
「こちらのお母様です」
「ああっ! 声が脳内じゃなくて前の偽者から出た!」
「あえて、ご本人に言わせてみました」
「偽者だって!」
残りは、極小サイズばかりです。あなた、バス子、パスちゃん、ミリーナさん、ついでにグッティさん、あとベールカー王国国王陛下。
「あいつは入れんでいい! 男だし! っていうかあいつのことは記憶から消してたのにッ!」
あなたは王様をあいつ呼ばわりしますが、あの人物を敬う必要は全くありません。あなたを牢獄送りにした悪党ですからね、あいつは。
「バス子ちゃんもあいつ呼びしちゃった!」
それで、すみません。
思い出したのですが、冒険者ギルドの職員さんも、スターリングさん並にそこそこ大きかった気がします。あなたのお母様と、どちらが大きいでしょう?
「いや、そこはスターリングさんと比べなよってか、胸の話はもういい!」
そうですね。
では、モニターで映像をご視聴下さい。
設定によると、胸部の大きさは上から順に、
1位 ハエトリさん
2位 スターリングさん
3位 ギルドしょくいん
4位 チアガールさん(アイドルさん)
5位 リバーズマザー
6位 グッティ
7位 ミリーナ
8位 パスちゃん
9位 リバー(バスこ)
となります。
カッコ内のキャラはカッコ外と同じ大きさです。八意親子は八位ではなく、五位と九位でした。一位のハエトリさんが独走状態。リバーの母親とグッティ以下の下位グループとの開きは大きいです。
今回も最後まで読んで下さって嬉しいです。ありがとうございます。




