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第50話 冒険者パーティー“サキュリバーズ”のご説明

今回も番外編として、説明文をご用意しました。

ビーバー級冒険者パーティー、サキュリバーズについてです。

……本文中にビーバー級って何度も出てくる創作物は、この作品だけなんじゃないかと思います。

 では――。


 いよいよ、本命たるサキュリバーズの解説です。


 前回から引き続き、あなた様へとバス子がお伝えさせて頂きます。


 今回は変化を求めて、堅苦しい文語調であなた様にお届けしましょうか。バス子の渋い声での文語力をご披露(ひろう)いたしましょう。


 解説を続ける。


 MGSのメンバーのうち、ミリーナのみを残して再構成された冒険者パーティーが、『サキュリバーズ』だ。パーティーの階級は、ビーバー級のままとなっている。なお、ビーバー級は一番下の階級であり、上にはリンクス級、コンドル級、クライズデール級、マンモス級、最上位のリヴァイアサン級が存在している。


 サキュリバーズの名称は、バス子が提案したものだ。サキュバスとリバースを合わせた造語で、スペルは川のRiver(リバー)に、末尾は複数形のSに変えてある。

 決定となったサキュリバーズ以外にも、パーティー名の候補はいくつもあった。ニューMGS、リバー様と愚かな奴隷ども、リバー様と素敵なヒロイン達、りばてぃ・ちーむ、ぎょうせいくかく・ちーむ、リバー・チーム、といった案が出たが、採用はされていない。


 サキュリバーズを構成する人員は、現時点で四名。


 もちろんリーダーは、この世界に召喚された勇者の一人、ブラックリバースだ。本名は、八意帝護(はちいていご)と言う。背の高い美少女で、黒髪はいつも後ろで一つにまとめているのが特徴だ。

 召喚後、リバーはベールカー王国の悪しき国王によって牢獄暮らしを余儀なくされたが、現在は自由の身となり、やっと人生が上向きになり始めた。


 リバーはまじめで優しく、良識を備えた人間だ。声を荒げることが多々あるものの、彼女には気苦労も多いのであなたも許容してほしい。レベルは2で、まだまだ発展途上と言えるだろう。胸部もそんな感じである。

 そして、魔力に関しては、大変質の高いものを秘めている。


 勇者リバーの持つ異世界能力は、対象物と自身の都合の良い部分を入れ替える強力な『リバース』で、太ももの後ろに空間を開く便利な『収納魔法』も使うことが出来る。リバーは他にも別の能力を取得しているが、それについては追々、あなたも知ることになると思う。


 副リーダーは、ミリーナ。彼女については、前回で説明した通りだ。

 あえて補足をつけ加えるとしたら、予備に持っていた下着が白で色気の少ないものだった、ということだろうか。


 その他のメンバーは、魔物ロードオクトパスのパス……ちゃん。

 パスちゃんはパスちゃんですし、そろそろ普段の敬語に戻しますね。


 敬語です!


 バス語ではなく、敬語です!


 それで、ロードオクトパスのパスちゃんは、レベルが59と非常に高いですが、人型の際には能力が下がってしまうみたいです。冒険者ギルドで職員さんに膝蹴りされた際も、大変痛がっていました。恐らく、人型の時はレベル5ぐらいなのでしょう。リバー様のリバース能力を受けた際は、一時的にレベル1にまで下がりました。


 パスちゃんの人型のお姿は、長い黒髪のかわいらしい女の子です。ただし、頭の左右には、耳のように見えるタコさんのおヒレがあります。

 愛らしくて、おとなしいパスちゃんは、リバー様のことは上様とお呼びします。お子様のような外見の割に、変な知識もお持ちのようです。


 パスちゃんはミリーナさんの私服をお借りしたので、当初裸だった時よりも露出がかなり抑えられていますね。ミリーナさんから受け継いだ、例の予備の下着を穿いています。


 その他のメンバーその二は、あなた様に物語をお届けする存在、マクシー・ミ・メトロ・サキュバス子です。


「通称バス子で~す! よろしくお願いしま~す!」


 白い背景上に、ロングドレス姿のバス子の立ち絵を出しました。あなた様へと正面を向けていると、薄い緑の長い三つ編みがあまり見えませんね……。


 ご覧の通り、バス子は性欲の悪魔サキュバスとは真逆の、禁欲的な見た目をしているのが特徴です。穿いている下着は丈の長いドロワーズのみで、その下にショーツは着用していません。


 バス子のレベルはリバー様と同じになるため、現在は2となります。レベル2の割に様々な魔法が使えますので、リバー様のお役には立っているはずです。


「いわゆるフィギュアの姿だけでなく、乗り物のバスの姿になることも可能となっていま~す!」


 バス子はレトロな黒い二階建てバスに変身しました!


 あなた様のほうに真正面を向けていて、運転席は無人です。バスですので、当然大きいですよ。バス子の胸部とは大違いです。


 最後に、とっておきの情報をお知らせいたします。バス子は人型でいる際、ドレスの下に白い肌着を着ていますが、胸部が無いため、ブラジャーを()けていません。

 ドレスを脱いだ一般のお方でしたら、肌着の下にブラジャーを、ドロワーズの下にショーツを身に着けているからまだ安心でしょうが……。


『もし、バス子が肌着とドロワーズを脱いだら……、裸に……っ、なっちゃいますっ』

 銀メッキのラジエーターから、恥ずかしげな声を出してみました。どうでしたか? あなた様がお喜びになられたのでしたら、バス子も頑張った甲斐(かい)がありました。


 以上で、サキュリバーズのご説明を終わりたいと思います。


 お相手は、あなた様を敬愛するサキュバスのバス子でした。


 冒険者ギルドでご用を終えたリバー様、ミリーナさん、パスちゃん、それにバス子の行く末を、あなた様は今後もぜひお楽しみ下さいませ。

ぎょうせいくかく・ちーむ、気に入っています。


今回の説明文も最後までお読み下さり、どうもありがとうございます。

次回からは通常回に戻ります。

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