第11話 放課後メロン模様! 後編
ちょうど放課後ぐらいの時間に更新です。
黒髪! ポニーテール! 巨乳! ヒロイン!
前回までのあらすじ。
あなたは放課後の美術室で、美術の課題を居残りでやっている最中でした。
そこで黒髪ポニーテールの同級生が、メロン色のブラジャー、白いショーツを晒して誘惑してきます。彼女はショーツをミルクと称しています。
あなたはミルクをどうしたいですか?
1、ミルクをメロンにかけてもらう。
2、あなたがミルクを手に取って、メロンにかける。
3、メロンだけお召し上がりになる。
「1はその子が自分で脱いで、2はその逆で、3はそのままか……。ここは、シンプルに3で行くよ」
ガブりついてほしぃのぉ~! 彼女は色っぽい大声を上げ、あなたのお顔はメロン二つに挟まれました。
とても苦しくも、それ以上に嬉しい瞬間が到来します。
そこで何をしているのッ! 急に美術室のドアが開き、若い女性教師がやって来ました。
「誰かが邪魔しに来るお約束展開だ! 非常に気まずい!」
あなたはどう対応しますか?
1、食事中と答えます。
2、美術の課題の最中と答えます。
3、教師も混ぜて三人プレイ。
「3はバッドエンド直行でしょ!」
あなたは3にしますか?
「いいえ! 納得いかない気もするけど、無難に2番で」
あなたが美術の課題に熱心に取り組んでいますと答えると、教師は最終下校時間までには帰るのよと伝え、去って行きました。
「即座に注意しなよ先生!」
じゃあ続きをやろうね? 彼女は再びお乳を擦りつけようとしますが、あなたはそれを拒否し、美術の課題を終わらせるのを最優先にしたいと彼女に伝えました。
「正論来た!」
あなたは鉛筆を持ち、彼女の二つのメロンをキャンバスへと描き写します。
「それはそれでおかしいよね!」
あなたは精密に模様を描き、その出来栄えは最高にリアルでした。
彼女は喜びます。私をステキに描いてくれてありがとう。
「いや、ブラしか書いてないじゃん!」
彼女は左右のメロンをあなたの顔面に押しつけます。
最終下校時間までは、まだたくさん時間があるよ? 彼女が頬を染めてあなたに言いますが、あなたのお顔はメロンの中に沈んでいます。夕日に照らされる彼女の素晴らしい表情を眺めることは出来ませんでした。
後日、美術の課題は校内で大絶賛され、『ザ・下着模写コンクール大賞』で表彰されるのです。
「どんだけその世界は煩悩で成り立ってんのッ?」
下校時に、彼女はあなたに小声で言います。あなたの絵が受賞したのは嬉しいけど、私はちょっと……恥ずかしいかな。
その時に見せた彼女の甘い表情が、あなたの心を満たしてくれるのでした。
終わり。
今のはグッドエンドです。
「グッドエンドで良かったー。バス子さんの話、時々ヤバ過ぎるのあるからね。ちなみに選択肢が1番だったら、どうなってたの?」
あなたが食事中と答えると、教師は食べ終わったらきちんと下校するのよと伝え、去って行きます。
「先生なんでそんなに無関心なのっ?」
以降もお食事が続き、課題は終わりませんでした。ですが、メロンをじゅうぶんに堪能出来たのでグッドエンドです。
「3は?」
先生も含めた三人で夜まで乱れ続けます。そのご様子を深夜の美少女警備員に目撃され、全員退学及び退職のバッドエンドです。
「当たり前だけど最低なバッドエンドだ! 前々から思ってたけどさ、現場の目撃が多過ぎるよねっ! 深夜の美少女警備員というのもやばい!」
以上で、バス子作の創作物語『放課後メロン模様!』は終了です。お疲れ様でした。
「結局、実物のメロンは一切出なかったね」
人々は、夢のメロンに憧れを抱くものです。美少女の二つのメロンに抱かれたのは空想ではあっても、あなたは満足でしょう。
「確かに」
今回のお話は、いかがでしたでしょうか?
「良かったよ。現実じゃ、あり得ないけど……」
どうかされましたか?
「バス子さん。現実って、厳しいよね。手錠もされてて、今も檻の中だしさ。一週間前、私が牢屋に連れて行かれるのをクラスのみんなが全員見てたはずなのに、結局、誰一人として助けに来てくれなかった。悲しいよ……」
あなたにはクラスの他の皆さんとは違い、強力な理解者たるバス子がいますので、ご安心下さい。
それに、これまでの一週間のお話で登場した妄想の女の子達も、あなたの味方です。
「お話の中でだけだったけど、少しは心強いかな」
現在のあなたの多少の笑顔が、いつかは満面の笑顔に変わってほしいですね。
あなたは、巨乳ヒロインは好きですか?
創作物では、現実ではあり得ない巨乳美少女がたくさんいますよね。好き嫌いはあるでしょうが、好きなら、その想いは大切にして下さい。
参考までに、ミニフィギュアを中心にそれぞれ30体ほど飾っている三ヶ所の棚を見て数えたら、巨乳と貧乳の比率が、二ヶ所はおよそ1対2、一ヶ所は半々ぐらいでした。意外と巨乳率が高かった……。現実ではそんなに巨乳はいないはずです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。