変わらない自分でリスタート
「チートだ。」
と呟きながら携帯型ゲーム機を置く
「もう11時か、夕飯ならぬ深夜飯でも買いに行くか、」
いつも遊んでいるゲームをしている中、チートをしているプレイヤーにぶつかりやる気がなくなった時、ふと時間を見ると時計の短い針は11時を回っていた。
「ふぁ、」とあくびをしながら深夜のコンビニを目指す俺は 中尾 明 35歳 職業は平日はプログラマー 休日は超有名な剣道の道場の生徒のようなものをやっている。
今日はたまたまプログラマーの仕事が早く終わり昼ほどから家でゲームをしていた。
「うぉぉぉおおおおお」と心の中でさけぶ俺、原因は俺の大好きなスイーツの大福が売っていたのだ。
俺は大福とカレーを買い家までスッキプで帰っていく、深夜なので人目は気にしなくていい、そんな解放感を味わいながら信号が赤色になったので止まる。
(ブゥーーーーン)
「明日の仕事なんだっけ?」ふと目をつぶり考える。
(ブゥーーーーン)
「うーん、確か、うん?」
ドン、聞いたことのない鈍い音が鳴り目を開けるすると、地面が上にあった。正確に言えば俺が空中に飛んでいた。「あ、やべ、高いな」俺は優に5メートルを飛んでいた。
その時、時が止まった、正確に言えばゆっくりになり次第に止まった。
「なんだこれ?」と考えるが声に出ない。
『まずはおめでとう、と言っておこう』と爺さんのような声が頭に響く。
「誰だ?」と言おうとするが声が出ない
『声も出せないか、やはり貧弱な種族だな』
いい加減飽きそうな体制で状況確認をしようと周りを見渡すと先ほど買った大福が目に入った。「どうせ死ぬなら今のうちに食ってやる」声が出た、体も動いた。
『なに!声だけでなく動くだと!?』声と同時に俺の手も大福に届く
(バリィン)俺の体の周りからガラス片のようなものが落ちた
「う、動く、てか浮いてる」でも浮き方はそう難しくないな、
『ほう、前言撤回しよう、お前は貧弱な種族にしておくにはもったいないようだ、お前は消滅するか、転生か、どちらか選べ、お前の死はこの世界のマイナスになるだが同じ世界への転生はルール上はダメなのだ、だがお前の魂の価値は転生しても失われない、おすすめは転生なのだが、』
「うっっっま、大福うっっっっま」俺は大福を食べ続ける。
『お前聞いているのか?お前の未来を決める大事な選択なんだぞ!』
「いやじゃあ、転生で、それ以外選択しないでしょ!」
『早いな、だが転生だな一応我名を教えておこうロシウスだ。細かいことはのちほど』