後書き
そういうわけで、黒鳥奇憚あとがきとなります。
最終話の後書きに入れるには、少々長くなりそうだったので、別枠で。
他の「小説のような何か」と同じように、いつも通り、地がテンション低めなので、興味の無い方はどうぞ、見なかったことにして下さいませ。
ここでは、簡単な脚注と、その他諸々について、自由に、書かせていただきとうございます。
「自由」ということで文体、語尾等、全く統一されておらず、また、誤字脱字のチェックも全くしていないので、その辺りもご容赦のほどを。
また、項目が増減することもある、かもしれませんので、悪しからず。
1:タイトルについて。
タイトルについては、最初「黒鳥憚」にしようと思っていたのですが、調べてみると、色々アウトだったので、こちらのタイトルと相成りました。
「こくちょう きたん」にしなかった理由は、なんとなく語感が悪い…と思っただけです。
本編中でも「黒い、鳥」と分けて表記しているので、それでいいだろう、というわけで。
タイトルはすんなり決まったわけですが、一番悩んだのは粗筋。絶対的に何かが足りないのですが、何が足りないのか、分かるような、分からないような。
本当に粗筋は、難しい。
2:これまさか。
全部目を通して下さった方々の中には、はて? と思った人もいるかと思います。
実はこちら、「存在しない」前作からの続きとなっております。気にもならなかった方、有難うございます。
「前作」なのですが…なんとなく、流れとしては存在しているのですが、どうにもこうにも、纏まらず。
むしろ、こちらを思いついてしまったので、連日投稿となりました。思いついてしまったのですから、仕方ありません。人それを開き直りと言う。
ちなみに、「前作」の粗筋として。
雨谷が「鏡屋敷」と呼ばれる廃屋へと向かって以来、日がな鏡を見つめ続け、その異常に気付いた破入が、「鏡屋敷」から雨谷を助け、同時に友人である泉を探していた采華に出会い…という感じです。たしか。
つまり、良くある怪談話です。
3:設定時代について。
一応、パラレルな大正時代、いわゆる「なんちゃって」大正、をイメージしています。イメージしてください。
キーワードに「パラレル」とか「なんちゃって」とか記入するのは、どうにも「ホラー」っぽくないので「近代」ですが。入れた方が、良かったですかね?
というわけで、カフェ、なのですが「カフェー」とすると、どうも風俗店っぽい側面があるようなので、カフェでございます。
4:で、結局。
鳥はなんだったのか? 結論は?
鳥については、一応脳内設定はありますが、ただ、そういうモノだと思っていただければ。
結論というか、丸く収まるオチというかは、特に考えていません。この通りの終わり方で、終わりです。
わざと区切り悪くして、モヤモヤするのも、ホラーではないかと思い、このような形で。
ふざけるな? すいません、ごめんなさい。
5:感想等
一言で言えば「感想欲しいです」
何十人の方が、目を通しているのは確認できる。でも、全部目を通した人は何人か? 特にどこの話が面白くて、どこが間延びしていたのか。
色々知りたいことはあります。特に、各種描写不足の「小説のような何か」の、どこに魅力を感じていただいたのか、とか。
○○てなんだったの? 面白かった、トイレいけなくなったどうしてくれる! など、一言あると…
あると無いとでは、やはり違います。
6:以上
というわけで、また、季節や温度、湿度、明度が変われば、何か思いつくかもしれませんが、これから先の話も、後の話も、現時点ではありませんので、これはこれ一つで終わりです。
(一応)初めてのホラーでしたが、楽しんでいただいた方が一人でもいれば、満足です。特に、トイレ行けなくなった方、寝つきが悪くなった方、後ろが振り向けなかった方、がいれば、嬉しい限りです。
色々アレではありますが、ホラーなので、そこは怖がっていただかないと。
………描写力不足でムリ? え、ええ…ハイ。
以上、こんな所まで目を通していただいた方、本当にありがとうございました。




