拾弐章─酔属性と緒河菫─
私のLINEが色々と大変だったため、更新できませんでした。すみません。
優「超肥大炎斧!」
プリズンはびくともしない。
優「くっ…やっぱ駄目か…」
聡「準備完了!」
プリズン「排除…」
黒球にエネルギーを溜め始める。
その時、一発の弾丸が放たれた。
調「属性具現化弾!」
弾が当たると、黒球は消え、プリズンはふらつき、その場に倒れた。
調「へ!?」
聡「浄化属性って、倒れたっけ?」
調「そんなはずはありません。何か他の…あああっ!」
調が、聡を見て何かに気づく。
そして宰もはっとして目を見開き、聡とプリズンを交互に見る。
翼「そうか。弾を込めたのは佐渡君。=弾に最初に触ったのも佐渡君。=属性は佐渡君のもの。というわけだね。」
香「成程。あれは酔属性だから、聡さんは酔属性なんですね。」
優「まあ、いかにも、恋に酔いまくってるからな。」
─その時、優は閃いた。
優「思い付いたぜ。やつを確実に倒す、
─妙案がな。」
宰「見えました、あれです!」
桜がふと顔を上げると、目の前に大きな船があった。
─乗ったことある。
桜は思い出していた。
これは以前、チェリア達がこの島に来るときに使った、豪華客船だ。広いのに中には父と自分と紀仁と菫しかおらず、寂しい思いをしたものだ。
だがそこには、昔と変わらないものの、今この状況で最も会いたくない人ランキングにおいて欠伸しながらでも一位をとる人物がいた。
宰がバイクを停め、その人物に近づく。
桜は健を抱え、抜き足差し足で先に船の方へと…
菫「お待ちなさい!」
桜「な、何よ、先に船に…」
菫「あなたを乗せるわけには、いきませんわ。」
桜「何でよ!」
菫「あなたのせいで健様はこのようなことになられたのでしょう?それならそのあなたに、健様を搬送する船には、乗船許可を出せません!」
桜「そ、そんな…」
宰「お止めください!折角立ち直られたところなのです!そのようなことを言えば…」
桜「わかったわ!」
宰「しかし…」
桜「健を助けるためなら、ぐずぐずしている暇は、ないんじゃない?」
桜の表情は、いつになく決然としていた。
菫「…私の負けですわね。いいでしょう。乗船を許可します。くだらないことで争っている暇はございません。」
全員で船に乗り込む。
紀仁「全員乗ったかー?」
菫「乗りましたわ、船を出して!大急ぎで、本国へ!」
桜「『本国』ってまさか…」
宰「行き先は、センチェリアですね。」
菫「近いんです。しょうがありません。結構すぐ着きますから、いつでもいいように、準備しといてください!」




