拾章─トンデモない課題③・初合宿終了─
滝田「それでは、結果発表を行います!」
校長「えー審査委員長で校長の『萬歳 博亮』です。それでは鳥取砂丘の方から、結果発表をしたいと思います。
速さ一位
一組!!!えー一条さんと本庄くんの、刀を使った効果的な脱出方法で一人ずつ丁寧に運搬し、クラスを速さ一位にしました!拍手しましょう。
健「けっ、やっぱりそうだったか。」
萬歳「二位
三組!!中薗さんと嶽野君の、斧を肥大化させた一振りで嶽野君以外全員運びましたが、嶽野君が残ったので惜しくも二位!ですがそれでも三位以下にならなかったのですから凄い!こちらも、拍手しましょう。」
桜「そういえばそこ、欠点よね。」
萬歳「三位
五組!えー佐渡君と瀬戸さんの、『回復弾』や『速度向上弾』により、全員が速さを手に入れましたが、惜しくも三位に終わりました!」
?「私達もやればよかった?」
??「いいでしょ、出れたんだし。」
?「それもそうね。」
萬歳「四位
四組 えー青葉さんと山瀬くんの『し伸棒』等を効果的に使ってターザンのようにひとっ飛びした作戦は凄かったですが、怪我をした人がいた上に置いてかれる人がいて結局四位です。惜しかったですねー。」
桜「やらなくてよかったわね。」
健「人のふり見ない内に我がふり直してよかったな。」
萬歳「五位
二組。えーこのクラスは津田君の素晴らしいサバイバル知識と、彼の判断力により危険は全くなくクリアできましたが、代わりに速度が足りませんでした。何事も安全かつ早く、が基本ですよ。」
健「ははは…」
桜「言われちゃったわね。」
萬歳「ではそのまま、最終結果発表といきましょう。」
健「…え?」
滝田「あーそうそう言い忘れてたけど、この合宿今日で終わりな。毎年起きたトラブルの数によって日数決まるんだけど、神使とか出てきて危なかったから、今回は終了でーす。」
萬歳「あーまだ儂の話は終わっちゃおらんのだが…まあいい、総合第一位!二組!えー、君達は一日目の夜素晴らしいタイムで性欲を押さえつけて寝たり、神使から遊園地を守ったり、何一つ危険なくこの砂丘をクリアしたので、そのチームワークや頭のキレ等、この合宿でより多くの事を学んだので、ここに一位とする。」
二組の皆「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
─こうして、彼等にしてみれば短く、文章にすれば非常に長かった初合宿は、終わりを告げたのである。




