九章─超難題・健の清々しい?朝─
モブ1「ねぇ~。いいでしょ。ちょっと一緒に寝るぐらいさぁ~。」
?「そのぐらいにしといた方がいいよ。」
モブ1「何だよそれ。僕を脅してみるかい?」
カチャッ
?「拳銃学科を、あまりナメない方がいいよ。」
モブ1「も、も、もちろんですとも。あ、あ、アソコを…舐めたりなんか…」
パアン!
?「私が拳銃学科なのは、『秘密』なんだ。」
健「ん、んん…」
健は起きた。そして─
健「な、何だ、誰だお前は!?」
何者かに拘束されている。それも物凄い力で。
健「だから誰だって…」
振り向くと、そこにいたのは桜だった。
『拘束』というか、ただ単に『抱きついているだけ』のようだ。
健「何だ、怖い夢でも見たか?」
にしては満面の笑みで眠っている。
桜「た、たけるゥ… ♡」
どかん!
滝田「さあこれには、流石の津田選手もノックアウトされました。強烈な一撃です。どうですか立ち上がれますかねぇ?」
健「さ、桜?お、おい、だ、大丈夫か?」
滝田「おーっとまだふらついてる様子です。まだ立ち上がりきれていないしかも寝ている轟選手には、津田選手からの攻撃は全くもって通らない!最初の強烈な一撃に加え、今後も寝ながらこういう攻撃を仕掛ける轟選手に津田選手はどうやって…」
健「うるせぇちょっと黙ってろ!!!」
滝田「フッ、甘いな津田よ。お前が寝る前にこの室内に噴射された薬、あれはイケナイクスリなんかじゃなく、私の開発した新薬『夜な夜な拘束薬』だったんだ!!!」
健「じゃあどうして俺は桜を拘束してないんだ?」
滝田「この薬は寝る前に浴びないと効果がない。故に薬が完全に気化する前に寝たお前はこの薬の効力を受けない!まあちょっとは期待してたけどね。寝ている間に、『向こうがやってきたんなら、こっちも』ってなったら、百点満点の出来だったのに。まあ今はまだ朝の六時。ラブホではちょっと早いんで。今から睡眠薬を撒くから、昨日の薬と併用してお休みください。」
健「まてよ、『寝る直前』ってことは…」
桜「た・け・るゥ♡」
健「あーもー集中できねぇ!くっそぉ…」
滝田「んじゃあ、『御ゆっくり』お休みー。」
壁から液体が噴射され、健がまどろみ始める。と、その時…
桜「きゃあああああああああああああ!何すんのよこの変態!」
ドカ☆バキ☆ボコ☆ベキ☆バコ☆
健「………………」
桜「あ、ごめん…な、何かの誤解よね?」
健「っでいヴが、おれなにもじでないじ…」
滝田「あは、あははははははは…」
健&桜「滝田先生?(黒)」
滝田「す、すすす、す、すいませんでしたー!」
─こうしてラブホは朝を迎えた。あとで気まずくなるであろう殆どの高校生を残して。




