表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/124

壱章─健の寮─

桜「んじゃ分かった。あたしが今から、寮の使い方、教えたげる。」

健「へ?」

桜「あんたの寮、何処?」

健「この道の突き当たりだけど…」

桜「んじゃ行こ!拳銃学科の人の恩、まだ返してないし!」

健「え?あっちょっ、ちょっと待てよー」

桜は健の寮のある建物に着いた。

続いて、健も追い付く。

ドアが開いて、入っていく桜の鞄から、何かが落ちた。

健「なあ轟さん、これ何だ?」

桜「え?あぁ、それ。なんか拾ったの。学校に届けようか迷ってたんだけど。」

健「ふーん。」

そう言ったきり、特に会話もなく、二人は健の部屋に入っていった。

???「クソー、あいつ、ちょっと前まで俺らと野宿してたかと思えば、女見つけて部屋に連れ込みやがって…」

?????「『俺らと』は間違いだろ。

俺らは野宿するとき、飯を分けあったり、飯食いながらしゃべるだけの仲間だろ。それにあの部屋見りゃあ、女とも切れるさ。」

???「フ、それもそうだな。それは気味がいい。いっそこのまま、暖かく見守っててやっか。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ