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六章─司令塔、落城─

司令塔ストーカー「しゅ、首席!?」

明「あ、いや、首席は言い過ぎかもな…だってまだ一年だし。」

司令塔ストーカー「じゃあ俺等の方が先輩じゃねーか!ちゃんと敬語を使わんか!後輩!」

明「アホか!なんでストーカー共に敬語使わな…」

司令塔ストーカー「はん、言い返せねぇか。」

明「何やと!?」

司令塔ストーカー「何なんだよ!?後輩!!」

明「自分が隠れてるからって、調子に乗ってるんとちゃうぞ!今アタイのパートナーがそっちに向こてるさかい、ちゃんと相手するんやで!先輩!」

司令塔ストーカー「へ!?ど、どうやって!?」

明「そらもちろん、あんたの仲間が持っとったこの通信機の電波の発信源を辿っただけやがな!結構大変やったで!『監視カメラに見つかると、逃げる可能性がある』っちゅうことやっから、カメラに見つからんように奪い取った通信機渡すの!」

司令塔ストーカー「くそっ、とにかく逃げなければ!」

ザクッ

ドアに斧の亀裂が入る。

ザクッ

今度はそれより小さな亀裂が入る。

ザクッ…ベキベキ…ドカッ!!!

ついにドアが破れる。

優「よお、よくも桜を追っかけ回してくれたじゃねぇか。」

健「『ストーキング』の意味は分からんが、『監視』と聞きゃ穏やかじゃないんでな。」

─ストーカー五人組、退学。

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