表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/124

参章─ルール説明─

健「んで?」

謎の教師「んでって?」

健「他の志願者、もうここにはいないんだろ?俺たちゃどこ行きゃいいんだよ?」

謎の教師「あ、あぁ、そうだったそうだった。

君達を『あの島』に連れていかなきゃいけないんだった!」

桜『あの島』って?」

謎の教師「試験を受けたかったらよーく聞け。君たちには、これから、私の目の前の机においてある『腕時計』を着けて、この島の南東十キロにある島へと、我々の援助なしで向かってもらう。」

健「『援助なし』って…そりゃ当たり前だろ!試験なんだから!」

桜「『援助なし』っていうことは、船もないってことですか?」

謎の教師「フム。どうやら戦闘能力では勝る津田も、理性の面では轟に勝てないようだな。」

健「当たりめーだろ!戦闘能力で俺が桜に負けるとでも思ってるのか?」

─馬鹿にされていることが分かっていない。

謎の教師「ま、まぁいい。とりあえず、頑張れよ!いちおう、『腕時計それ』には生命維持装置が組み込んであるから。」

見ると、教師の目の前には、スーパー◯隊が変身できそうな腕時計型の機械があった。

謎の教師「では、ルールを説明しよう。本当は無人島でサバイバル…といきたいところだったんだが、生憎人数が少なくてな。軍の若いもんやこの科の先輩が紛れ込んでいるから、気を付けろよ。彼等にとっても、軍やこの科で生き残る最終選考だから、甘くはないぞ。マズいと思ったら、『腕時計』についてる生命維持装置を押したり、『脱出』ボタンでワープしたり、『ヒント』ボタンを押して切り抜けたりできる!!!」

健「『脱出』があるなら、『生命維持』は要らなくないか?」

謎の教師「そう言ったんだが…理事長は石頭でわからず屋でな…『こういう課題には、生命維持装置の設置が義務付けられている!!!』とかうるさくて…まあ、そんな裏話を聞いてもつまらないだろう。では、健闘を祈る!!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ