表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/124

弐章─女子2の厳しい追及─

─登校二日目─

早速困ったことになった。

二人一緒に部屋を出るところを見られることはなかったものの、二人一緒に校門を潜るところを、クラスメイトに見られてしまったのである!

女子2「見たわよ。あんたたち、リア充なんでしょ?」

桜「リア充ってそんな大層なもんじゃ…」

健「リア充って何だ?」

…そこ!?

女子2「しらばっくれんじゃないわよ!!!あんたたちが一緒に登校するとこ、この目できちんと見てるんだからね!!!」

健「一緒に登校したから、何だっていうんだ。」

女子2「だから、あんたたちがデキてるんじゃないかって…」

健「デキてるって、何だ?」

皆「…え!?」

女子2「で、デキてるっていうのは、その…恋人同士っていうことよ!!!」

健「恋人って、なんだ?」

女子2「はい?」

健「恋人って、なんだ?」

皆「ええええええええええええええええ!?」

女子2「こ、恋人っていうのは、そ、その…

お互いがお互いを好きで…」

健「じゃあ俺たちゃ恋人だな。」

………え!?

健「だって俺たちゃもうダチだし、俺はクラスメイト藻ダチも、みんな好きだからな!!!」

女子2「そ、それでも、轟さんがあなたのことを好きかどうかは…」

─真面目に突っ込みますねぇ。名前をつけてあげたいぐらいだわ。

桜「同じ理屈で言ったら、あたしも好きかな?」

女子2「そういう問題じゃなくて!!!もういいわ!あなた達と話してても埒があかない!轟さんも、演技力の高い彼氏に感謝するのね!今日は見逃しておいてあげるわ!」

─後で名前つけたげよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ