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ウエポンマスター 神襲編  作者: K
拾参章
110/124

拾参章─捕らえられた桜─

健「桜ァー!!!」

叫びながら走る。ただひたすら、桜の元へと。

琴「また逢いましたね。」

健「退いてくれ。今お前といる暇は─」

琴「いえ。問題はありません。私たちはあなたを嵌めに来たわけですし、それにその桜さんなら─」

そう言って後方を指す。

琴「もうこちらに。」

桜「た…ける…」

健「桜!」

身を乗り出す健。

琴「無駄です。あなたがあと一歩でも足を前に踏み出せば、仲間の短刀が桜さんの動脈を引き裂きますよ。」

衛「そのとおり。まあ運がよかったな。幸いここは病院。もしそうなっても助かるかもしれないぞ。即死じゃない限りな!」

健「くそォ…!」

琴「要求は一つ。私と一緒に来ていただけますか。」

衛「神に一番近い場所…神襲を終わらせるに相応しい場所…『使者神殿フィールド・オブ・プリズン』になあ!」

健「神襲を…終わらせる…!?」

琴「儀式は簡単。内容は後で説明します。」

衛「言っておくが、お前に拒否権はない。拒否すれば直ちに、王女殺害を実行する。」

健「いいだろう。それでホントに、神襲が終わるのであれば。」

琴「流石です。話が早い。そうと決まれば早くしましょう。」

琴が歩き出し、健もそれについていった─

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