壱章─チェックメイト─
健「おりゃー!」
大砲の少年「馬鹿めが!チャージが終わったこの腕に楯突くきか?」
健「盾じゃなくて、ナイフだっつの!」
桜「ヤバい…このままじゃ津田くんが殺られる…」
パネル・最初の一行
麻痺ナイフ
・これで攻撃すると、三秒間全身を麻痺させる
桜心の声『三秒もあれば、十分よね…』
桜は、麻痺ナイフを押した。
桜「ナイフ変更よ!麻痺ナイフ!」
健「了解!!!良くやった!」
健のナイフが光を発し、麻痺ナイフに変わった。
大砲の少年「な、何だ!?どういう事だ!?」
健「三秒後、また会おう!」
グサッ…
─三秒後…
大砲の少年「くっ、くくくっ案外早かったな…それで終わりか?」
健「腕、見てみな。」
大砲の少年「…!!!」
健「残念ながら、チェックメイトだ。」
大砲の少年「まだだ!あのメモリー、そこの女が持ってるんだろう!?」
健「メモリー?おい桜、オメー、そんなの持ってたか?」
桜「えっなにそれ…そんなのあたしが持ってるわけ……あぁっ!!!」
健「あれか!」
桜「でもあれ、確か津田くんが…」
健「あっばかっ…」
大砲の少年「しめたっ!!!渡せぇー!!!」
大砲の少年がとび込んでくる。
ドゴッ
大砲の少年は気絶し、その後やって来た先生方により、彼も退学となり本州の警察署へと送られた。




