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Welcome!, to a school

自信のある作品です。見ていってください

「うそ・・・だろ」


俺は一人地面に膝を落とし、辺りを見上げる。


「なんでだよ。確か俺は・・・」


自分でなにが起きたかを一旦整理する。その前に少し話を戻そう。この俺、音風剣迅は新しい学校の通学路を歩いていたはずだ。いや、さらに話を戻そう。俺の実家はは代々から伝わる神社だったが、そこに住んでいた俺のお爺ちゃんが病気でで死んでしまっのだ。そのため別なところで暮らしていた俺を含めた家族はその神社を継がなくてはいけなくなった。

折角親しめた学校とも別れを告げ、転校することになったののだが・・・親の話によると実家近くの神社が一つしかないと言う。選択肢もなく、転校先がきまってしまったのである。そして登校当日、その学校への通学路を地図を見て歩いていたとき、工事中な訳でもないのにマンホールが開いていた。そこにスッポリと入ってしまい、気がつくと地面に寝転がっていた。


「い、痛てえ・・・」


ムクリと起き上がり辺りを見回すとそこには無限に広がる見たことのない街並み、沢山の人、そして、一つの学校があったのだ。その現状が今である。


「さ、さっきのが正規のルートだったのか?」


どこのマンガの世界だよ・・・と言わんばかりの呆れた顔をする。でも、俺と同じ学制服を着た人たちがずらずらと校舎に向かっている。そして校門にはセムスシア学園という文字が。


「ゆ、夢じゃ・・・ないよな・・・」


親からは何も言われず、新しい学校を見つけたとしか教えて貰えなかったが・・・もしかして、親はこれを隠してた?だから何も教えなかったのか?


「ふぅ。ここで立ち止まっても仕方がないな。行くしかないじゃないか。ここが新しい学校なんだから」


俺は服に付いた砂を取り、その校門に向かった。そこら辺にいた生徒が俺を見てガヤガヤとする。あの人知ってる?もしかして転校生?などといろいろな声が聞こえる。


「な、なんか気まずい」


気のせいか殺気も感じる・・・いや、気のせいにしておこう。気にしたら駄目だと思う。そう心の中で念じ、学校の中に入った。


「君、ちょっと待ちたまえ」

「え?」


声のする方向を向くと眼鏡をかけた男の先生が俺を止めた。ニコニコした顔をしており、優しそうなイメージがある。


「君、転校生だよね?確か・・・音風君だったね」

「あ、はい。音風剣迅です」


そう挨拶すると互いに握手をする。


「ようこそ、セムスシア学校へ。どうだい?来てみた感想は」


何とも話しづらい話題できた。さすがに言いづらいだろう。おぞましい場所ですねなんて


「なんといううか・・・綺麗な学校ですね」


見え見えな嘘を言ってしまったすると先生が急に笑った。何かおかしい事を言っただろうか。


「別に遠慮しなくていいですよ。綺麗な学校って・・・ははは」


そして、先生はすこし落ち着き深呼吸をする。


「そりゃ、君たち人間・・・がすんでいる学校とは違いすぎるとはいえそんな嘘をつかなくてもいいですよ」


・・・へ?人間?今、この先生人間って言ったか?君たち人間ってどういう意味だよ。俺は少し謎な顔をする。


「ま、こちらもご家族には詳しく説明をしましたが君には説明不足でしたね。でも、いずれ分かりますよ、この学校の真実をね・・・」


といって先生は何処かに行ってしまった。・・・一体何なのだろう。いやな予感しかしなくなってきた。親に電話をしようとしたが電波がなく通話やメールもできない。


「・・・なんなんだよ、本当にここは」


その瞬間チャイムが鳴り始まる、時計をを見ると朝の会が始まる時間だ。ヤバいと思い自分の教室を地図で探しながら走る。どうやら俺は2ー1のようだ。ここからだと少し遠い為、全力でダッシュする事にした。運動神経はいい方ではないが人並みにはあると思うほうである。しかし、走る度、俺を追い越す人が他出している。その中に車の速さのような奴もいた。


「どんな足してるんだよここの人たちはー!」


--------------------------------------------------------


そう思っているとギリギリで教室につく。親からの話だと教室に入ってもいいと聞いたからな。少し呼吸を整え、堂々と教室に入る。すると教室にいる生徒皆が俺を見た。


「ち、ちわーっす」


少しチャラかったかな・・・少し後悔をする。そのまま中に入り自分の席を探す。


「お、あったあった」


俺の席は窓側で一番後ろから一つ前のだった。そこに座るが皆の視線が少し痛い。そして続く無言はおれにじわじわダメージを与える。こ、これは痛い。さっきの挨拶が悪いのかな・・・


「あ、あの・・・」


そう思っていると隣の席の女の子が俺に話しかけた。


「な、なにかな?」


するとその女の子は少し恥ずかしそうな表現をする。


「体、触ってみてもいいですか?」


初めて会った女の子、しかもクラスメイトにそんなことを言われるのは初めてだ。お友達になってくださいとかならわからなくはないが、なんだ?この人医者目指してるのか?それとも占い師なのか?でも今はそんなことはいい。目の前に頼み事をしているクラスメイトの女子がいるんだ。


「て、手ならいいよ。ほら」


そう言うと女の子が”皆ーいいってー”とクラスの生徒に向かっていうすると皆が立ち上がり、俺手やら顔やらを触ってきた。まるで激安スーパーのセールのように。


「わわ、なんだ!?」


わー、これが本物の人間かー

嬉しい、今日お母さんに教えよ!

などと、俺を触ってはそんな声が聞こえてくる。正直言って怖い、というよりまた人間という言葉が聞こえてくる。この人たちは一体何なんだ?そう思っていると一人の女の子の声がクラス中に響き渡る。


「み、皆さん少し落ち着いてください!」


クラスの皆は静まり返った。俺はその女の子の顔を見る。するとそこには綺麗な銀色な髪、引き寄せられるような鋭い赤い目に小さい体の女の子がプルプル震えてこっちを見ていた。


「て、転校生さんが困ってるじゃありませんか!もう少し一人ずつとかしっかり譲り合いましょうよ」


そう女の子が言うとクラスの皆がしょんぼりとした顔になり、俺に謝ってきた。何人かが残念な顔をしているもののがいたが、そんなに俺の体が不思議なのか?


「い、いや。分かってくれたならいいよ。そんなに謝らなくても」


俺がそう言っていると銀髪の女の子が俺に近づいてきた。


「はじめまして。うちの名前は銀狐乃神と言います。といっても、皆から《ギン》って呼ばれてるんですけどね」


ははは、と少し照れながら言う。なんていうか…かわいいな。背が小さいという所もあるが一番いいところは行儀がいい所だ。おっと俺も自己紹介をしないと…


「俺は音風剣迅、よろし―――」

「え、・・・音風?」


名前を言った瞬間俺を見て急に硬直しはじめた。それから俺の目を顔をまじまじと見てる。


「ど、どうした?」


俺がそう言うと正気に戻って顔をプルプルと振り、大丈夫ですと一言を返してきた。・・・本当にかわいいなこの子。この子もさっき頼んできた女子みたく不思議な女の子系か?


「そういえば、先生ってどこにいるんだ?」


いまさらだったが辺りを見回しても先生のような人は見当たらなかった。そう思っていたがギンその言葉を聞いて笑い出し、「いますよ」と俺の後ろを指差す。その方向を見るとそこには小学6年生くらいの小ささの先生が俺をみて目をキラキラと光らせている。


「教師になって5年。ついに人間の生徒を持てるようになりました!根子はうれしいですー」


・・・またもや人間という言葉。というより身長小さすぎでしょ。人の成長ってこんなに変わるものなのかな。


「あ、自己紹介がまだでしたね。私は黄井根子きいろいねこといいます。種族は猫又ですね。といってもよくわかるはずがありませんか」


ね、猫又?猫又って妖怪のアレか?この人が?なんだか頭が痛くなってきた。すると先生が俺に近づいて俺の手を触れてきた。


「大丈夫ですよ。落ち着いてください。今から全部私が教えます」


そう言い先生は、ニッコリする。そして一回コホンと咳をし、説明を始める。そして俺は知らされてしまうのだ。学校とこの世界についてを。


「まず、単刀直入にいいます。私たちは人間・・・ではありません」

「・・・・え?」


そう言うと先生の腰あたりから尻尾のようなものが突然出てきた。


「うわぁ!」


あまりの驚きに声を出してしまうほど。


「私たちは妖怪・怪物の類なんです。と言っても安心してください。別に食べたり、殺したりなんてしませんので」


クラスの皆が頷く。こんな俺と同じように見えるクラスの皆が妖怪やらに見えなかった。でも、校舎で感じたあの殺気を思い出すとなんだかそう思えてきた。でも、一つだけ不自然な点が俺にはある。


「ここらへん実家だからよく分かりますけど、こんな学校や道は前にありませんでしたよね」

「いえ、ここはあなたが知ってるような場所ではありません。簡単にいうとあなたは転送されました。人間界と幻界の境にある世界、異界に」


という事はあのマンホールが転送するための場所であり、俺はたまたまそこに入ったと、そんでここは俺が住んでいた地球とは違う世界、という事が分かった。


「あ、でも他の学校では人間だけの学校もあります。この学校は誰でも構わず通える場所ですから」


人間しかいない学校か・・・できればそこに行きたかったなぁ。ん?待てよ。


「つまり、俺以外でもこの学校に人がいるんですか?」

「多少ですが何人かはいますよ。実際ここに人間の生徒が来るのは珍しいことですから。昔は沢山居たんらしいんですけどね」

「・・・そうですか」


何も聞かれず来てしまった学校。セムスシア学校。そこは人間と妖怪・魔族などの種族達と共に学校生活を送る謎の学校だった。そしてここは異界と言う世界だと言う事、実際おかしな事で一杯だが、来たからには仕方がない、親は一体何を考えてここに入れたのだろう。いや、もしかしたら本当に何も知らずここに入れたのかもしれない。俺の新しい不思議な高校生活はこれから始まるのだ。まず、俺は早く人間に会いたいと思った、その人も何か理由があってここにやってきたのかもしれない。拳を握り、決心する俺であった。

どーも。盛上げ野郎といいます。

いやー寒いですね。

家でいつもストーブ付けてゴロゴロしてます。

さ、早く最新話書かないと・・・・

という訳で少し待っていただきたいです。

それでは失礼します

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