通常業務に戻ります
さてさて週明けの月曜日、
時計の針は朝8時を少し過ぎた頃
各務は職場へと到着し
大崎班のドアをガチャリと開ける
各務【おはようございますって
毎度の事だけど誰もいないか…】
とぼやいてから
エアコンの暖房のスイッチの
ボタンをピッと押している
各務【さてと…】と自分のデスクに
背負っているリュックサックを
下ろしてからジャンパーと
コートを脱いでロッカーに
かけていから、
自分の机にある椅子に
腰を下ろして座りかけていた
その時
大崎【おはようございます!
各務さん相変わらず早いですね】
とドアを開けて入ってくる
各務【課長おはようございます
ゆっくりしたいですけど
なかなか目が覚めるのが
年々早くなってしまって】と
苦笑いしている
大崎【段々とそれは早くなりますよ
私も5時半には
目が覚めてますから】
佐野【おはようございます】と
ドアをガチャリと開けて
入ってくる
大崎【おはようございます】と
挨拶をしながらコートを脱いで
ロッカーを開けて
ハンガーに引っかけている
各務【おはようさん】と返している
杉咲【おはようございます】
友成【おはようございます】と
佐野に続いてドアをガチャリと
開けて入ってくる
大崎【はい、おはようございます】
各務【おはようさん】
杉咲【また電車止まるから
遅刻するかとヒヤヒヤ
してましたよ】と
ジャンパーを脱いで
ロッカーにかけている
友成【今日は急病だから仕方ない
おかげで駅から猛ダッシュ】と
肩で息をして話しながら
ジャンパーを脱いで
ロッカーにかけている
大崎【皆さん何とか間に合いました】
各務【課長、報告書は今日中で
大丈夫でしょうか】
大崎【それは構いませんよ
まだ余裕はありますから】
そして、時計の針は就業時間となり
朝礼を終えてから
作業に取りかかろうとした、
そこから一息入れる間もなく
再び1本の電話(内線)が鳴る
プルルルル…プルルルル…
ガチャリと杉咲が受話器を
持ち上げて耳にあてている
杉咲【はい、もしもし
選挙課大崎班です
田島部長おはようございます
はい、少々お待ち下さい】
杉咲【大崎課長、お電話です
田島部長から3番です】
大崎【はい】と受話器を持ち上げて
3番を押す
大崎【もしもし代わりました
大崎です
田島部長おはようございます
お疲れ様です】
大崎【はい…はい】と頷きながら
メモを取っている
各務【また部長かい】
佐野【何でしょうね】
各務【それなりにな、
さてと出番だな】
佐野【肩が凝りそうです】
各務【少しは休ませてほしいがな】
佐野【でも、会話の内容では
そんな感じには
ならなそうですね】
大崎【分かりました
宜しくお願いします】
そう話して受話器を
ガチャリと下ろす
みんなの視線が大崎に向けられる
大崎【みなさん出番です】
各務【よいしょっと】
とスクッと椅子から
立ち上がって
皆大崎へ視線を向ける
大崎【埼玉県の県議会議員補欠選挙の
話しになりますが、
南2区と東8区の選挙区の
落選候補者数名から
得票数の再点検の要請が
ありました
そちらの対応をお願いします】
各務【相変わらず厄介な事を
押し付けてきたか】
佐野【確かにこちらへと回る
ややこしい案件ですね】
各務【大変だろうからな、
仕方あるまいか】と
ため息つきながら
ぼやいている
大崎【大変そうな所なので、
私も同行します】
各務【他の連中は火の粉を
浴びるのが嫌だろうからな】
友成【南2区と東8区はどこに
なるのですか?】
杉咲【そう言えばそうですね】
各務【川口市と越谷市の事だよ】
杉咲【まさしく、ややこしい所と
賑やかな所ですね】
佐野【それでも仕事柄ね
やらなきゃならないのよ】と
諭している
各務【そんなに時間はかからない
単に移動距離が長いだけだ
それに少しは雰囲気には
慣れてただろうさ
それと、今回も泊まりになる
だろうから着替えとか必要な
準備をするようにな】
佐野【1泊2日という所ですね】
各務【そんな所だろうな】
大崎【それでは明日からの予定は
そちらをお願いします】
そして翌日選挙課大崎班のメンバーは
いつも通りに出勤し、荷物を持って
公用車へ向かい到着する前に
各務が車のキーをピッと操作して
それぞれが後ろのトランクを開けて
荷物を乗せてから、
ドアを開けて車に乗り込んで
ドアを閉めてシートベルトをして、
各務がエンジンのスイッチを押して
ギアを操作してペダルをゆっくりと
踏み込んで運転していく
車内の中で色々話しをしながら
現地へと足を運んで行ったのです
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
物語の繋がりで
こちらもお読みいただければ幸いです
迷宮~新聞記者 津雲京介
宜しくお願いします
https://ncode.syosetu.com/n8671im/




