選挙課のやり取り…(その10)
それから各務達は各々の昼休み
過ごしてから、昼休み終了3分前には持ち場へと足を運んで戻り
ゆっくり腰を下ろしている
大崎【各務さん、何とかギリギリ
間に合いましたね~】
佐野【どこか行ってたんですか?】
各務【安東と少し込み入る話をな】
大崎【確かに色々ありますからね】
各務【それにまたやらなければ
なりませんから】
大崎【ある程度は基礎はありますから
そこからという事ですか】
各務【現行の定数の試算の要請とは
なかなかの案件ですよ】
大崎【試算を出してほしいと
先程連絡がありましてね】
佐野【という事はやっぱり】
各務【しかし、そうなりますと
試算が全て終わらせるには
相当な時間がかかりますよ】と
苦笑いしている
大崎【閉幕までですからね
ある程度は長期戦です】
各務【部長には話しは】
大崎【小山さんから既に話しが】
各務【それなら小言も言われる事は
無さそうで良かった】
友成【またやるんですね】と
ガッカリした様子を見せている
杉咲【また、やるんですか~】と
大きくため息をついている
佐野【まあまあ、これも仕事だから】
となだめている
佐野【でも構成はどうなるのですか?】
友成【構成?】
佐野【制度改革の委員の構成ですよ】
大崎【確かにそこはどうされるのか
それは向こうで判断されると
思いますよ
お恥ずかしい話しですが
あまり詳しく知らないもので】
と苦笑いしている
各務【何せ規定が規定だから
かなり苦労するだろうさ】
杉咲【どういう事ですか?】
各務【これは衆議院や参議院の
委員の選出の規定には
衆議院であれば満8年間を
連続で任期満了した国会議員
参議院であれば満6年間の
任期満了をした国会議員で
選挙区からの当選者を優先と
するようにとな】
友成【その決まりだとなかなか
難しいものがありますよ】
各務【そしてもう一つあるんだよ
衆議院と参議院で
国会議員の人数が5名を
そして、得票率が2%を
それぞれ上回っている事
幾つもの新党が結成されては
解党されたて議論が全く
進まなかった経緯もあるから
規定の中の一文に加えられた
そして、落選したとしても
その期間が一年未満の間は
無報酬を条件に委員とする
中道の伊佐さんが
この前まではそうだったから】
杉咲【そうなんですか!】
友成【知らなかったです】
佐野【どこで働くにせよ
人の顔と名前は覚えておいて
損はないわよ】
大崎【しかし、そうなりますと
かなり絞られてきますよね】
各務【この選挙で当選していれば
委員候補として上がった人も
それなりにいらっしゃいます
しかし、無報酬だとそれを
受けてくれるかどうか
維新の金村さんは特例だけどな
元々はボランティアで
活動されいたからとして
了承を得て委員として
任命されているから
もう付き合いは長いもんだよ】
佐野【参政党や日本保守党の中でも
なかなかいませんよね】
各務【減税の河村さんが昔ならばと
言えるだろうがな
れいわ新選組には断られるし
変わるとしたら立民しかない】
大崎【とりあえず時間過ぎています
急ぎましょう】
各務【課長、定数の件に関しては
先程の内容で宜しいで
しょうか】
大崎【先程確認しました】
各務【ありがとうございます】
大崎【これでひとまずは説明します
皆さん支度してください】
そして、2時間後内閣府に到着する
杉咲【また来る事になるとは】
友成【しかし、政治家と対峙する
なんて各務さん凄いです】と
少し興奮した様子を見せている
佐野【もう勘弁してほしい】と
1つため息をついている
大崎【今回はそこまで色々とは
ならないと思いますが】
各務【さてと、行くとしますかね】と
足を運んでいく
それに続いていく一行
果たしてその行方とは?
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物語の繋がりで
こちらもお読みいただければ幸いです
迷宮~新聞記者 津雲京介
宜しくお願いします
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