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選挙課 各務 善郎  作者: 村越 京三


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足を運ぶのと調べと…(その2)

さてさて、翌朝ビジネスホテルで

それぞれバイキングの朝食を済ませた

大崎班一行は赤城の案内で

大阪府の難波のとある所を歩いている

そこでは1台の選挙車が止まっており

車のドアがスライドして

そこから一人の人間が降りてきて

足早に車台の上では演説が始まろうと

していた、そこにいたのは

れいわ新撰組の共同代表であり

前衆議院議員でもある

大石晃子氏の姿がそこにはあった


大石【皆さんこんにちは

   れいわ新選組共同代表の

   大石晃子です

   さて、皆さんに聞きます

   皆さんの暮らしは

   良くなりましたか~

   なっていませんよね~】と

   聴衆に声をかけていく


観衆からは応援している支持者と

これまでの言動に対する

批判のヤジが入り混じる状態であった


友成【こちらもこちらで

   何か殺伐とした雰囲気ですね】


杉咲【違う意味で少し怖いですね】


佐野【この人はこの人で独特だから】 

   と呆れた様子を見せている


大崎【こちらの方は

   毎回こんな感じなのですか?】


そして、更に演説は続いていたが

静寂という言葉が空虚な様相を見せ

観衆からは賛否両論のヤジが

入り混じる状態であった

演説が何とか終わったが

支持者と反支持者の小競り合いが

幾つかの場所で発生して、

複数の警察官が対応に追われていた


友成【昨日よりも雰囲気的に

   命の危険性を感じています】


大崎【佐野さんと杉咲さんは

   少し離れた所でこちらの様子の 

   撮影をお願いします】と

   落ち着いた声で指示をしている


杉咲【はい】


佐野【分かりました】と

   視線を向けていくとその先には


赤城【親分、ワテはこちらの対応を】


各務【頼むわい】


赤城【へい】


そして、二手に分かれて動きだすと

赤城は先程各務に言われた通りに

一方各務は一目散にある人物に

向かっていき、後ろから軽く

肩を叩いて声をかけている


各務【大石さんご無沙汰しています

   相変わらずの口八丁手八丁

   の様相で賑わせますね】と

   挨拶をしている


大石【各務さん、またですか

   何か問題ありましたか?】と

   少し驚きながらも

   視線を各務に向けている


各務【演説内容が少しね…】と

   呆れた表情をしている


大石【そんなに問題ありますか?】と

   今にもこちらに突っかかり

   そうな表情をしている


各務【さすがに今回はという事です 

   まだ候補者ですから、

   多少大目には見ておりますが】


大石【間違った発言はしていません】


各務【少なくとも山本太郎代表は

   攻撃的な発言をしながらも

   相手に対してリスペクトを

   持ち合わせて、

   きちんと政策を訴えてますよ

   そして、演説の後には

   批判した政党や私達に

   メールにて経緯を

   していただきましたよ

   少し前でしたら日本共産党の

   志位議長も安倍元総理に対しても 

   政治家としては対立していても、 

   人間性にまで踏み込む事は

   しませんでしたよ

   大石さん、失礼ながらも

   今の演説内容では

   万が一落選した場合は

   前歴が付いてしまう事は

   覚悟してもらわなければ

   ならない状態です

   残念ながら、支援者の数名は

   前科が付いてしまうのは

   覚悟してもらわないと

   さすがに目に余ります

   表現の自由を範疇を越えて

   しまっている発言です

   政策よりもハラスメントや

   誹謗中傷の手本であると

   そのつもりがなかったとしても

   アウトでしょうね

   山本代表がああいう形にて

   現場を離れて治療に

   専念しなければならない

   事態になってしまって

   私達がやらなければならないと

   気合が空回りしていますが

   少なくとも政策訴えて

   聴衆を魅力させて下さい

   そうでなければ

   ここまで議席予想が

   低くなりませんよ

   これでは代表が無理をして

   出てきますよ

   それこそ命を削ってね】と

   淡々と語りながらも

   有無を言わさない表情を

   している


大石【分かりました、

   以後気をつけます】と

   少し落ち込んだ

   様子を見せている


各務【それでは失礼します】と

   軽く頭を下げている


大石【失礼します】と

   挨拶をして去っていった


そういって二人は立ち上がり

軽く頭を下げて分かれていった


大崎【各務さん、一体何の話しを】


各務【多少の注意をしただけですよ

   大した話しはしてません】


大石【あの人に睨まれたら

   何も言えないわね】と

   人目に見えない所で

   思わずため息をついて

   落ち込んだ表情をしていた


赤城【親分!例の案件なんすが

   申請出しましたんで】と

   小声で伝えている


各務【分かった引き続き頼むわい

   特に昨日今日の連中を中心に】


赤城【任せて下さい】と頭を下げて

   足早に去っていった


それからの数日間の一行は

幾つかの選挙区を見回りをしながらも

雪予報という天候や投開票作業の

指導等々の対応に明け暮れていた


その一方で選挙の動画配信で

収入を得ている人達のアカウントが

収入不可の通知が届いて嘆きと驚きの声がこだましたとかしないとか…

アカウントが永久凍結したとか

しないとか色々あったようです


各務【そこまで権限はないが

   人様の顔を許可なく映すのはな

   しかも、それを加工せずに

   流せばアウトだわな

   まあ、加工しても

   連想させて分かるようでも

   同じというもんだよ】と

   ぼやきながらホテルの部屋で

   パソコンを開いてから

   報告書を作成し始めていた

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


物語の繋がりで

こちらもお読みいただければ幸いです

迷宮~新聞記者 津雲京介

宜しくお願いします


https://ncode.syosetu.com/n8671im/

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