番外編…お腹が減りました(その3)
友成【しかし、各務さん
良く知ってますね~
かなりの穴場ですよ】
各務【そんなに穴場ではないけど
繁盛してるよ】
大崎【そうなのですか?
確かに賑わってますね】
各務【あらかじめ連絡はして
ありましたので】
明美【念のために確保しておいたわよ
各務さんが来るっていうから
それにウチのお店は
それなりに有名らしいわよ】
各務【時々雑誌に掲載されている
ようだしね】
啓祐【おかげで嬉しい悲鳴やら
なんとやら】
各務【繁盛しているのは人気の証し
良い事じゃないかい】
明美【まあ、そうなんだけどね~】と
嬉しそうな表情をしている
佐野【ところで各務さんて
そんなに頻繁に
来てるのですか?】
各務【少なくとも1泊2日か
2泊3日だろうな
奥さんの都合でな
まあ、日頃色々あるからな
それに頻繁には来られないし、
そして、1泊の時の夕飯は
ここに立ち寄るのが今では
ルーティンになっていてな】
大崎【2泊の時は違うのですか?】
各務【2泊の時も帰りに寄りますね】
大崎【このお店の営業は
何時までなんですか?】
芳美【基本は20時までですね
普段は11時からなので】
啓祐【みんなの分上がったよ~】
と出来上がった料理を
盛り付けている
芳美【はい!よっこらしょ】
明美【私もね、よっこらしょ】と
それぞれお盆を持ち上げて
運んでいく
明美【はい、おまちどおさま!】と
それぞれのテーブルに
置いていく
各務【今日も来ました~来まし~た~
今日も来た~】と歌っている
大崎【二葉百合子さんの岸壁の母を
知っている人はかなりの年代か
ファンの方々ですよ】
各務【モデルの方の舞台とかで
毎回流れていますからね】
芳美【はい、こちらもですね】と
それぞれのテーブルに
置いていく
啓祐【デザートは食後にな】と
ドヤ顔している
それから各々スプーンやフォークを
を持って手を合わせて
各務【いただきます】
大崎【いただきます】
佐野【いただきます】
友成【いただきます】
杉咲【いただきます】と言ってから
各々一口ずつ食べ始めている
各務【安定の味、明日への英気に
五臓六腑に染み渡ります】
佐野【イタリアンのお店って
本当においしいのよね~
最近はまがい物のお店も
あるけど】
杉咲【本格派イタリアンって
こんな感じなんですね
こんなの食べた事ないです】
友成【良かったね~杉咲さん】
大崎【本当です、これは美味い】
各務【見えない所に美味い物あり
今日もありつけました】
それから店内は常連さんを筆頭に
様々なお客さんが来場し
各々てんやわんやしながら
一行もたわいのない話をしてから
食べ終えてそれぞれ会計をしている
各務【ごちそうさまでした
また、来月試合あるから
来ますので宜しく頼みます】
そう言って店のドアを
ガラガラと開けて暖簾を
くぐって後にする
明美【ありがとうございました~
またどうぞ~】
啓祐【ありがとうございました~】
芳美【ありがとうございました
またのお越しをお待ちして
おります】
そして一行は車に乗り込んで
各務の運転で今日の宿泊先へと
向かっていったのでしたが
車内の中では?
友成【もうお腹いっぱいです
銭湯行きたいで~す】
佐野【はいはい、明日全部終わって
時間があったらね】と
諭していた
各務【その前に銭湯がないと思う
聞いておけば良かったな】
今回の登場人物(飲食店関係者)ーーー
山口 明美…46歳
イタリアンレストラン
ピボット2代目店主夫人
山口 啓祐…44歳
イタリアンレストラン
ピボット2代目オーナー
山口 芳美…65歳
イタリアンレストラン
ピボット初代店主夫人
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物語の繋がりで
こちらもお読みいただければ幸いです
迷宮~新聞記者 津雲京介
宜しくお願いします
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