番外編…一段落からの昼休み(その8)
さてさて、時計の針はお昼を過ぎて
一行は各々腰を上げて
椅子から立ち上がり、
腕と背筋を伸ばしてから
2階にある食堂へと向かって
足を運んでいる
○○【いらっしゃ~い
まだ、疲れは取れてないわね
今日はどうする?】
各務【歳を重ねるとそうなるわい
今日は日替わりのCで】
杉咲【同じ日替わりBランチ
お願いしま~す】
友成【僕はAランチの大盛りで】
佐野【私は日替わりBランチで】
大崎【私もBでお願いします】
○○【はいはい】
ちなみに今日の日替わりランチは
Aはトルコライスにコーンサラダ
Bはハントンライスにワカメサラダ
Cはボルガライスと野菜サラダ
それに味噌汁がついています
どうやら今日は洋食の日のようです
そこでは食事をしながら
情報交換も兼ねていたりするのです
各務がのんびりと食事をしていると
安東【おぅ、お疲れさん】と
日替わりCランチを乗せた
トレーをテーブル席に下ろして
各務の前の椅子をずらして
腰を下ろして座っている
各務【お疲れさん、相変わらず
忙しそうだわな】
安東【それはお互い様だろう
聞いてるぞ~
あちらこちら飛んでいると】
と食べ始める
各務【こればかりは宿命だろうさ】
安東【お前さんならではだろうな
それだけ人脈も凄いだろうな】
各務【それはこの仕事の
醍醐味みたいなもんだわな】
安東【そのおかげであらゆる情報が】
各務【お騒がせの人達の情報がな
地方選挙も色々いるからな】
安東【裁判所で説明もしたかい】
各務【今の所はまだないわな
これからだろうな】
安東【なかなか休めそうにないわな】
各務【それも長くてお盆休み前まで
だろうな】
安東【こちらは今の所は裁判所から
要請はないので安心している】
各務【新天地はどうだい
少しは慣れたかい】
安東【まあ、あんまり変わらないな
隣りの隣りの隣りだから
それに何人か知っている
面子もいるから】
各務【それはある程度の気心が
知れて良かっただろうに】
安東【まあ、何年後にどうなるか】
各務【お疲れ様でございます
こちらへ来ても良いぞ~
出世街道外れるがな】
安東【出世したくてしている訳では
ないんだけどな】
各務【ここは年功序列の方式が
ある程度残っているからな】
安東【出世を断り続けている人に
言われたくはないわ】
各務【現場でないと見えないからな
その場所その場所の声がな】
安東【話は変わるけど
早くも顔を出したのかい】
各務【神宮には顔を出したよ
もうひと踏ん張りしたら
また行く予定だがな
顔を出してないのもあるから
調整しているよ
そちらも相変わらずかい】
安東【そこは奥さんに任せてる
観光地に詳しいからな】
各務【子供達も大きくなって
二人でフラリとかい
ウチは娘が出たらだろうな】
安東【その割りにはあちらこちらに
顔を出しているじゃないか】
各務【二人の共通の楽しみと
いうものだよ】と
昼を食べ終えて湯飲みのお茶を
一口飲んでいると
○○【ちょっとあんたたち、
いつまで話してるの
もう時間だよ】と
時計を指さしている
各務【さすがにまずい】
安東【それじゃまたな】
各務【はいよ】
そういって二人は椅子から立ち上がり
トレーを持って片付けの場所に
【ごちそうさまでした】と声をかける
そういって二人は小走りで
食堂をあとにして職場へ戻り
午後からの仕事をこなしながらも
みんなで翌日からの準備をして
定時を迎えて、それぞれ帰宅の途へ
足を運んでいったのであります
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物語の繋がりで
こちらもお読みいただければ幸いです
迷宮~新聞記者 津雲京介
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