番外編…お腹が減りました(その8)
さてさて時刻はもうすぐ13時35分に
なろうとしています
一行は各務の運転で、
ある飲食店に到着し
駐車場に車を止めて
ギアを操作してエンジンを切り
シートベルトを外して、
それぞれドアを開けて降りて
パタンとドアを閉める
キーを操作して鍵を閉める各務
大崎【これは昔からある
お店ですね~】と
店の看板を見ている
杉咲【昨日とはガラリと変えましたね】
と驚いた表情をしている
友成【そうそうこういうのですよ】と
興奮した様相を見せている
佐野【食べ物になると元気ね~】と
少し呆れた表情をしながら
話している
各務【昨日が洋のインドならば
今日は和の日本という事で】と
暖簾をくぐってカラカラと
店のドアをスライドさせて
入っていく
麻里【いらっしゃいませ~】
とテーブル拭きながら
視線を一行に向けている
各務【まだ、大丈夫でしょうか】
麻里【大丈夫ですよ】
剛志【いらっしゃいませ
どうぞお好きな席へ】と
渋い声で調理しながら
視線を一行に向けている
各務【こんにちは~】
友成【こんにちは~】
杉咲【こんにちは~】
麻里【こちらにどうぞ】
とテーブル席を案内している
大崎【それではお邪魔します】に
佐野【こんにちは~】と言って
それぞれゆっくり腰を下ろして
座っていく
麻里【はい、おしぼりと麦茶どうぞ】
とみんなそれぞれ渡していく
各務【ありがとうございます】
大崎【ありがとうございます】
佐野【ありがとうございます】
友成【ありがとうございます】
杉咲【ありがとうございます】と
受け取って手を拭いたり
目に充てている
麻里【こちらメニューになります】と
それぞれに渡していく
各務【そうしたら今日は何に
しますかね】と
メニュー表を見ている
早月【すいませんお昼はランチしか
提供出来ないものでして】
各務【う~ん、そうしたら
これにしてみるとするかね】
大崎【これでしょうね】
佐野【私もこれかな~】
友成【僕も決まりました】
杉咲【みなさん早いですね】
各務【身体が飢えてるんだよ
すいません】
麻里【はい、決まりました】と
紙とボールペンを持っている
各務【刺身定食の月見とろろ付きで
あと単品は頼めますか?】
早月【大丈夫ですよ】
各務【そうしたら出汁巻き玉子を
追加でお願いします】
佐野【私も同じでお願いします】
大崎【私も同じで】
杉咲【私も同じで】
友成【僕も同じで、ご飯大盛りで
お願いします】
早月【はい、ありがとうございます
以上で宜しいですか】と
そういってメモをまとめている
大崎【はい、それでお願いします】と
見回してから応えていく
麻里【はい、ありがとうございます】
厨房に声をかけていく
麻里【オーダーです
刺身定食月見とろろが5つに
出汁巻き玉子が5つ
あとご飯大盛りが1つです】
剛志【はいよ~】
そう言って調理にとりかかる
大崎【皆さん同じ物を頼むとは】
各務【このお店の名前の定食も
迷ったんですけどね】
佐野【私も正直迷いました】
友成【僕は久しく刺身を
食べてないので】
杉咲【私もですね】
各務【一人だとなかなか刺身は
食べないわな】
大崎【何かご褒美の時というのが
私らの年代ですと
鉄則でしたからね】
それからしばらくしまして
剛志【上がったよ~】と
料理を盛り付けている
麻里【はい!よっこらしょ】と
お盆を持ち上げて運んでいく
麻里【はい、おまちどおさまです】と
それぞれのテーブルに
置いていく
各務【いや~久々だな~】
大崎【たまりませんね~】
佐野【いつもは煮付けみたいなの
ばかりだからね】
それから各々手と手をを合わせて
各務【いただきます】
大崎【いただきます】
佐野【いただきます】
友成【いただきます】
杉咲【いただきます】と言ってから
各々一口ずつ食べ始めている
各務【う~ん、身体に魚が染み込んで
喜んでるよ~】
佐野【本当にそうですね~】
杉咲【サーモンにマグロなんて】
友成【それにイカのアジなんて】
佐野【このメニューだと都会だと倍は
かかるわね】と
一口食べてから反応している
各務【それに月見とろろのおかげで
ご飯がスルスル入っていくよ】
と麦茶を飲んでから話している
大崎【そうですね~私らの年代には
非常にありがたいです】
とご飯に月見とろろをかけて
口に運んでモグモグしながら
話している
友成【すいません!
ご飯のおかわりお願いします】
麻里【は~い】
杉咲【友成さん、凄い食欲】と
驚きの表情をしている
各務【さすがの胃袋】
友成【これマジで美味いです】
佐野【余程魚に飢えてたのね】と
アジを醤油に軽く付けてから
口に運んでいる
各務【魚というよりは
刺身に飢えている感じだな】
大崎【歳を重ねると魚の煮付けの
美味しさが分かるように
なるんですよね】
各務【それは良く分かります
あれは不思議ですね~】
佐野【いつかは通る道ですね】
各務【見えない所に美味い物あり
今日もありつけました】
それから店内は常連さんを筆頭に
様々なお客さんが来場し
各々てんやわんやしながら
一行もたわいのない話をしてから
食べ終えてそれぞれ会計をしている
各務【ごちそうさまでした~】
佐野【ごちそうさまでした~】
友成【ごちそうさまでした~】
杉咲【ごちそうさまでした~】
大崎【ごちそうさまでした~】と
会計を済ませて挨拶をしてから
店のドアをガラガラと開けて
暖簾をくぐって後にする
麻里【ありがとうございました~
またどうぞ~】
剛志【ありがとうございました~】
そして一行は車に乗り込んで
各務の運転で今日の宿泊先へと
向かっていったのでした
友成【もうお腹いっぱいです】
杉咲【明日も頑張りましょう】
佐野【そうね、これで少しは
落ち着けるでしょう】
各務【落ち着いてもらわないと
本当に困るぞ】
大崎【帰庁して、一休みしてから
時間があれば報告書を
お願いします】
今回の登場人物(飲食店関係者)ーーー
土門 麻里…51歳
食べ処まごころ店主夫人
土門 剛志…51歳
食べ処まごころ店主
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物語の繋がりで
こちらもお読みいただければ幸いです
迷宮~新聞記者 津雲京介
宜しくお願いします
https://ncode.syosetu.com/n8671im/




