あれ? あなたが先に受付するの?
悲しいけど、誰も悪くないのでしょう
先日、皮膚が赤く腫れて治らず、ヘルペスかな?と心配になり、昔からお世話になってる皮膚科の医者に行く事にした。
ここの先生は、丁寧で、おだやかで、きちんとした診察をされるので、広い待合室も座るソファがないほど、いつも患者さんで一杯。
また、今どきなのに、診察予約は一切なく、早く受付した患者からの診察になる。
私は少し早めに行ったが、診察時間まで動かない設定になってるエレベーターの一番前には、親子連れが、もう並んでた。その後、もちろん、私の後ろにも若い女性も並んだ。
診察時間になり、最初に来たエレベーターに、早く並んだ順番に乗り込んだ。
エレベーター扉が開くと、そこは皮膚科の受付。エレベーターを降りた私は、後から降りた親子連れの受付を待とうと、振り返り、その後、前を見たら、
何と、何と、
知らない間に、先にエレベーターを降りた一番遅く並んだ若い女性が、平気で、一番先に診察受付しようとしてるではないか!
えーっ、えーっ、
私は思わず、親子連れに、(先に受付をどうぞ)と小声で促したが、(ああ、いいです)と笑顔で控え目にお返事された。
そんなあ、そんなあ、
スマホ片手に、当然のように、一番の診察を待ってる若い女性を見て、何だかすごく悲しくなった日だった。
急に、プロ野球の優勝セールスで並んだ人達を、エレベーターに誘導してる光景を見たのを思い出した。
(はい、ここからここまで並んでるお客様、どうぞ。乗る順番は、一番後ろのお客様から、奥に入ってエレベーターに乗ってください)と。
心の常識は、形の常例より、弱きものなり




