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中山国戦後



前回のあらすじ、

商鞅が仕込んだ策がもろにハマり和平交渉の使節団は中山国から脱出する事ができた。


秘書 商鞅様起きてください。

商鞅 ん、ここはそうか、我々はあそこから脱出して何したんだっけ?

秘書 何もしてませんよ、そう言えば商鞅様大王様から中山国が貰った土地についてどうするのかを会議したいと呼んでいますよ!

商鞅 流石に何も考えたくない、休みを大王様に言ってきてくれないか?

秘書 あの商鞅様、もう休みは過ぎてます。

商鞅 は、何だと?休みはどれ程あったのだ?

秘書 三日ですね。ですが商鞅様はずっと寝てました。

商鞅 何故、起こさんかった!

秘書 だって商鞅様疲れてるし起こしたら悪いかと

商鞅 ずっと休み無しだったんだ、旧中山国領に関する処分を決めたら休ましてもらう、もうこの国は軌道に乗っているしなり

秘書 ですが、商鞅様最初ら辺は農民は毎日休み無しで働いているから私も休み無しじゃないと燕国人に示しがつかないと仰っていたじゃないですか。

商鞅 流石にそうは言ったが農民だって不調だったら隣の家に丸投げしていいと什伍の制で定めたはずだが。

秘書 商鞅様、貴方は何百年に一人くらいの有能なお方です。ですから貴方の代わりが務まる人などあまりいないのです。ましては中原の国からかなり離れたこの辺境の国では尚更です。

商鞅 おいおい、過労死だけはしたくないぞ。大王様に北の山戎を討つ約束をまだ果たしてないからな

秘書 まあ、つまり商鞅様貴方はこの国を大国にするまで気は休めない事ですね。

商鞅 まあ、そうなるか。はあ、速くこの国で優秀な武将でも文官でもでないかな。

秘書 そんな事を言わずに馬車が来ましたよ。

商鞅 、、、あれ、俺歩きでいくんじゃなかったっけ?

秘書 手紙を読んでないのですか?貴殿は疲れているだろう、だから馬車を手配してやると

商鞅 寝ていたから知るわけ無いだろう!つかそれだけ綴られていたのか?

秘書 いえ、内容しか伝えていません、大王様の感謝やら、配慮やらは省略してます。

商鞅 今すぐ、に手紙を見せろ!

秘書 この家の入り口の手紙入れに入ってますよ。

商鞅 よし取ったぞ手紙を

秘書 商鞅様、すぐに、お乗りください遅刻しますよ。

商鞅 分かった、乗るぞ 

秘書 (そこは、おとなしいんかい!)

馬車の中 

運転手 聞きましたか?商鞅様、中山国はついに石邑まで落とされたみたいですよ。

商鞅 そうか、私が眠っている間に。

秘書 確か趙将公子刻は中山国の南部を占領し、肥城まで侵攻したみたいですけど、肥城で中山国の将軍肥隆によって敗れ、反転攻勢に出たもののかなりの泥沼になり3日で双方合わせて死者が10万も出る戦いになったんですよね。

商鞅 そうか、(あいつ有能だったんだ。)

秘書 それで、これ以上死者を出すのを両方とも嫌がり中山国は使者を派遣し、扶柳、房子の二城を趙国に譲ったみたいです。

商鞅 そうか、だが中山国はこれによって弱体化された。しばらく侵略はよそう。

秘書 いや、あなたから侵略はしてなかったじゃ無いですか。

商鞅 それもそう。

秘書 貴方が来て、もう大体四ヶ月か、早いですね

商鞅 うん、四ヶ月でこんなに巻き込まれるとは。

戦争は、もう懲り懲りだな

秘書 何言ってるんですか、ここに来た時の約束は覚えてますか?北の山戎を討たなければいけないんですよ。

商鞅 そんな事したくないなーはあ、あと四、五年後には大規模な戦争が待っているのか。

秘書 大丈夫ですよ、たとえ失敗したとしても商鞅様が来てくれたおかげでこの国は確かな進歩を歩んでいますから。

商鞅 ありがとうな、励ましてくれて。

秘書 最終的な目標ってあるんですか?

商鞅 山戎を討った後の話か?

秘書 そうですね。

商鞅 この燕を斉に対抗できる国にしたい事と、私に次ぐ位の有能な人を出させる事だな。

秘書 商鞅様是非達成して欲しいですね。

商鞅 できる限りの事はするけど斉に対抗するよりも北に勢力を広げる方が現実的かもしれないがな。

秘書 商鞅様着きましたよ、

商鞅 分かった、大王様に会いに行くか。


今日はこの辺で、すみませんサボってました

どうかお許しください

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