曲逆の戦い
はい今日徹夜でつくった第四話です、漢字の誤字脱字を見つけたらコメントしてくれたら幸いです
曲逆城にて
兵士A ふああー
兵士B おいあくびするなよ
兵士A ん、おい、あれは!
兵士達 あ、あれは、中山軍
おい、だんだん近づいてくるぞ
前回のあらすじ
商鞅が燕国の方を改革し、人口増加を促すような政策を続々と導入し、燕国の人口増加が現れてくる時に曲逆にて中山国が侵略してきた。さて商鞅はどうするのか
秘書 どういう事、今戦争だなんて
伝令係 商鞅様、大王様がお呼びです
商鞅 今はとやかく言っている暇は無い、今すぐに大王様の所へいかなければ。
伝令係 馬車にお乗りください、商鞅様
馬車の中にて
商鞅 中山国はどれくらいの軍勢を率いているんだ
伝令係 およそ三万人かと。
商鞅 くそ、曲逆城には一万人しかいないぞ。
王の側近 商鞅様着きましたよ。
商鞅 速くないか。
玉座にて
王 商鞅、そちを呼んだのは、もう察しの通り中山国が三万の軍勢を引きつけて、曲逆城に侵略している。もう曲逆は籠城している、このまま放っていれば中山国に曲逆城の人や資源を奪われてしまう。そこでだ、商鞅お前に二万の軍勢をやる。中山国の三万の軍勢を破ってくれ。
商鞅 はい、私にお任せを。大王様、申し上げたい事があります。
王 なんだ、申してみよ。
商鞅 大王様、趙に使者をお送りください。
王 使者を送ってどうするのだ
商鞅 それはですね。
趙国、邯鄲
趙王 なんだ貴様ら、我に申したい事は。
使者 は、それは趙と燕で、中山国を討つ、これは同盟の話です。
趙王 そうか、燕王はあの盟約を覚えているのじゃな。よし分かった、我が趙国は燕国と共に中山国を根絶やしに行くぞ、と言いたい所じゃが。今、燕は中山に攻められている、じゃろう。中山は都に五万の軍勢がいると聞いている。今、我が趙が攻めたら損害が大きい。そこでじゃ、燕が攻めてきた中山を討ち、中山の願城もしくは中人城にまで侵略するのであれば、趙は中山を攻める。それで良いな。
使者 は、はい、そういう計画で行きましょう。
趙王 燕の使者達をもてなして帰らせろ。憎き中山を滅ぼす前夜祭だ。
燕国、薊
王の側近 大王様、趙に送った使者の記録係が帰ってきましたどうやら成功したらしいのですが、条件付きのこと。条件は、燕に攻めてきた中山軍を討ち、さらには中山国の城、願城もしくは中人城に攻めいる事です。
王 (やはり、ただでは趙は迂闊にうごいて損害を減らしたくないか、だが趙王は中山国を滅ぼしに行く姿勢か、それもそうか中山国を含む異民族の土地を奪うが為に我が国の要望に応えてくれた)
そうかだが商鞅ならやってくれる信じておる。もしも商鞅が曲逆を救った時か、商鞅が苦戦している時に各地から三万くらい徴兵し、かき集めた三万の軍勢を商鞅の所に送れ。
王の側近 承知しました
武陽にて
商鞅 お前ら、よく聞け今から曲逆を救援しに行く!
兵士達 ざわ ざわざわ
商鞅 ざわつくのも分かるこれまでの燕は戦いに負けてばかりの国々の一つだった、大国、斉がいなきゃ存続しなえなかった国だ、だけどお前らそれで良いのか!他の国の依存する事、それ即ち自分たちで国の事決めれないって事だ。意味わかるか。いつまでもかの大国、斉に依存していたら、斉に燕は乗っ取られるぞ。もし斉に乗っ取られたら燕は斉にいいように扱われ、都合が悪くなったら燕は見捨てられる。どんなに嘆いていようがその時には、もう遅い。だが今ならまだ間に合う。ここで曲逆にて燕が勝ち、これからの戦での貴様らの子孫が自身を持って戦えるように、この戦争で憎き中山を討つぞ!
兵士C は、お、おれは戦うぞぉーー!
兵士D お、俺も戦う。
兵士達 俺も、ぉれも、俺も俺も、ぉれも、俺も ぉれも、ぉろも俺も、ぉれも、ざわ、ざわざわ、、お、おれもーーー!!!!
商鞅 よし今から戦場へ行くぞ!!曲逆城まではそう遠くない!
兵士達 おぉおぉーーー!!!
商鞅 進むぞーー
開戦前夜
商鞅 部隊長あつまったか?
部隊長達 は、これが全員です。
商鞅 そうか、では今から作戦を説明する。
まず曲逆城を補給が近い西側の門にいる中山軍を撃退すること。西側の中山軍を打ち破る、その時には追加の軍勢が北門、南門から来ると私は思う。西側の中山軍を破ったら、西門前から曲逆城の中に入りそしたら東門を開門し、状況が良ければ北門と南門も開門、中山軍総大将を討ちます。異論はないか。
部隊長達 はい、分りました。
開戦の時
中山の兵士 報告します[商]の旗を持った燕軍がきました。
中山の将軍 そうかその軍勢は何人くらいだ?
中山の兵士 およそ一万です。
中山の将軍 私達と同じくらいか。商?燕国の将軍に商がつく奴なんていたか?まあいい突撃してきたら返り討ちにするまでだ。
商鞅 すう、はあー(深呼吸) 突撃!
兵士達 うおぉーーー!!!
商鞅 よし、良いぞ、道を切り開け!!
中山国の兵士 なんだこいつら以前略奪しにきた時とあからさまに士気が違う。突破される。
急報、将軍が討ち死に。くそ西門にいる軍が分断される。
伝令係 商鞅様、追加の軍勢が到着しました
商鞅 よし物凄い都合のいいタイミングで到着したか。よし、曲逆城に告げる私は、商鞅だ西門を一時的にに開け。
ごろごろごろごろ(門が開く音)
よし、入るぞ
中山軍本陣
中山軍総大将 何、西門が開いただと、
中国国の伝令係 はい、確かに開いたと霊光様。それに、敵軍の総司令が商鞅という情報が。
霊光 何、商鞅が燕軍の総司令だと、同性同名じゃろ今はもう死んでいる。(まさか商鞅が実は生きてて燕に亡命していたのか?ありえない)恐れる必要は、ない。南門と北門から追い討ちをかけろ。
中山国の伝令係 はい、分りました。
燕軍側
側近 商鞅様、北門と南門にいた中山軍が西門に向かい我が軍の背後に迫っています。
商鞅 そうか、北門と南門を開門しそこにいる兵士は中山軍を蹴散らし北上しろ、あと追加の軍勢に西門を足止めしろと、伝えてこい
伝令係 は、分りました。
中山側
霊光様、北門と南門が開門したと伝令が入りました。
霊光 なに、北門と南門の軍勢、五千人は西に回したばかり、そこに残っている軍勢は、双方二千数百人くらいだぞ。
伝令係 北門と南門で戦闘が発生し、どちらも劣勢と報告も届きました。しかもその軍勢は北上していると伝令が届いております。西に行った軍勢は燕国の追加の軍で足止めにされているみたいです。
霊光 なんだと、北上しているって事は商鞅の狙いは中山軍本陣、つまり俺の首なのか。
燕国側
商鞅 見えたぞ、中山軍本陣だ、突っ込め!、(よし、北門と南門付近で戦った軍勢が来たか)、おい北門と南門から来た軍勢は、中山軍本陣に回りこみ、包囲しろと伝えてこい。
伝令係 は、分りました。
中山側
霊光 くそ見事にしてやられた、撤退するぞ。
兵士達 がは、くわ、だあ、(兵士達が斬られた時に出た最後の声)
霊光 は、もうそこまで、迫っているのか。
商鞅、まて、そこの中山軍総大将。貴様は包囲寸前だ、諦めて投降しろ。
霊光 投降なんてするものか。
商鞅 そうかじゃあやれ。
ばし、
霊光 あがーーーバタ(中山軍総大将霊光が倒れる時の音)
商鞅 よし中山軍総大将を討ちとったこれを大々的に発表しろ残党中山軍に降伏を迫れ。
側近 は、
曲逆城の西側城壁
兵士達ばし、がし、がは(戦いの鬨の音と最後の声)
すうー、、、我が主人、商鞅様が中山軍総大将、霊光の首を討ちとったぞおおーーー!!
中山国の兵士 な、なんだと、霊光様が討ち死に、嘘だろ。嘘だと言ってくれ。
商鞅 今すぐに降伏すれば命だけは勘弁してやるぞと、商鞅様が仰られてるぞおおーーー!!
中山国の兵士 もう総大将が殺られたならもうお終いだ。
商鞅の側近 商鞅様、ご覧ください。中山軍が、武器を捨て投降しています。
商鞅 ひとまず、これで一仕事終えたか。
ナレーター 紀元前337年中山国が燕国に攻め入った、だが商鞅によって中山軍総大将、霊光が討たれ残っていた中山軍およそ一万が燕国に降伏した。中山国側の戦死者およそ二万、燕国側の戦死者およそ一万。中山国は動員した三万人の兵士を失い、中山国の弱体化は確実なものとなった。
曲逆城
兵士達 いやあ、大勝利だったな、なあざわざわ
商鞅 お前達まだ喜ぶのは速い。まだ戦争は続く、今度は我々が侵略者だ。これからする事を説明しようまず、中山国の城、願城というとこに攻めに行き願城を落とす。だからまだ、戦争は終わりではない。たが次の戦は趙国が参戦する、それ即ち中山国は二正面作戦を強いられる事だ。つまりこの戦が上手くいけば中山国を滅ぼすことが出来るかもしれない。だから、まだ私に力を貸してくれ。
兵士達 おおおぉぉーーーーー!!!
商鞅 準備もろともで、三日後に行軍する。それまでに心の準備をしろ。いいな
兵士達 はい、
商鞅 伝えたい事は以上だ。
曲逆城での戦いが終わった商鞅、次は願を落としに行く、趙も連動するんだから中山国は大変ですね。あと次投降出来そうなのは日曜かな。