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ママ系ナースの愛情あふれる寝かしつけ

作者: みなもとあるた

どうしたの、ボク。眠れないのかな?


ふふ、こんばんは。あなたのことが心配になってつい様子見に来ちゃった。


慣れない入院生活が始まって、不安な気持ちになってるんじゃないかって思ってたの。


やっぱりいつもと違う環境では、なかなか寝付けなかったみたいね。


でも大丈夫よ。ボクが眠りに落ちるまで、お姉さんがママみたいに寝かしつけてあげますからね。


え?もうボクって呼ばれるような年じゃない?


そうだね。いつもだったらそんな風に呼ばれることなんて無いかもしれないね。


でもここは病院で、あなたを癒すための場所なの。


こうして患者さんに子供のころの気分を思い出してもらうのも立派な治療の一つ。


あなたを癒すために効き目のあるいろんな治療を、お姉さんはできちゃうんだよ。


知ってるかな?小さな子供になったつもりで誰かに甘えると、精神的に癒される効果があるの。


それにお姉さんね、ママみたいに患者さんを寝かしつけるのがこの病院で一番得意なんだ。


ほら、体験してみたくない?


お姉さんをママだと思っていっぱい甘えてもいいんだよ。


どう?入院して初めての夜、一人で寂しかったよね。人肌が恋しかったよね。


その寂しさを、ママが全部癒してあげる。


甘えるのは恥ずかしい?大丈夫。誰も聞いてないよ。


だから気にしないで、いっぱい甘えんぼさんになっちゃおうね。


今だけは、普段人前でできないような甘え方、好きなだけできるんだよ。


ん?頭を撫でてほしいの?もちろんいいよ。


はい、なでなで。寂しくないよー。


よしよし、そのままゆっくり目を閉じてね。


眠れなくて不安だったよね。でも、ママが来たからもう安心だね。


撫でられているところから、どんどん力が抜けていくのが分かるかな?


頭や首、肩に残っていた緊張が、ママになでなでされたらきれいになくなっちゃったね。


ふふ、気持ちよさそうに目を閉じてるお顔も、とーってもかわいい。


そうだ、そんなかわいいボクには、特別におててのマッサージもしてあげちゃうね。


ベッドに隠れてるボクのおててはどこかなー?あ、ここかな?


はい、みーつけた。ボクのおてて、捕まえちゃいましたー。ぎゅー。


どう?ママのおててはあったかいかな?


おててをにぎにぎすると、あったかくなって神経をリラックスさせる効果もあるし、つぼが刺激されて安眠できる効果もあるの。


だからママにおててをマッサージされた子たちはみーんな、魔法をかけられたみたいに眠くなって、朝まですやすや眠っちゃうんだよ。


ね?どんどん体から力が抜けて、眠くなっちゃうでしょ。


あったかい体温が全身に広がって、おててからどんどん力が抜けていっちゃう。


全身が重くなって、もう動きたくなくなって。


ふふ、もう眠くて限界かな?そろそろ本当におやすみの時間だね。


え?ママともっとお話ししていたい?


大丈夫、ママは明日も来てあげるから、その時に好きなだけお話してあげる。


だから今日は、我慢しないでそのまま気持ちいい眠りの中に落ちちゃいましょうね。


それじゃあ最後に、ボクが寂しくならないようにママからのプレゼント。


このハグは、二人だけの秘密ね。


はい、ぎゅー…


ふふ、眠っちゃった。


いい夢が見れるといいね。今日はこれで、おやすみなさい。

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