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ルーラ 運命の行く末  作者: 加藤妖夢
AHF加入編
6/10

爆発

「これでよしっと。」

俺は持ってきたパソコンを色々セッティングし起動できる状態にしていた。すると1階の方から呼び声がした。

「おい、青木!朝飯食ったか?」

とヒヨンが大声で言ってくる。そして俺はまだ朝飯を食っていないことに気づき、こう言う。

「まだ食ってなーい!」

そうすると、ドタバタドタバタと階段を上る音が聞こえ。自分の部屋に急に入ってきた。

「とりあえず、朝ごはん作ったんだが、食うか?」

俺は朝ごはんを食っていないのですっごい腹は空いているもちろん食べる。

「ああ、食べるよ、じゃあ下行くか。」

とヒヨンと俺は階段を下り一階に行った。

そして、もう鳴神と岡田は食べ始めていたので、俺も席に座り食べ始めようとした。

「いただきまーす」

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ。

!?!?!?

「うますぎるッ!」

思わず大声で言ってしまった。

「あー、そりゃよかったよ。作った甲斐があったな。」

とヒヨンが言う

「ヒヨンが作ったん?」

と、俺は聞く

「ああ、俺が作ったよ。こう見えても、料理とか家事一般は」

とヒヨンが言う。

「まあ、こいつは筋金入りのカレー好きでもあるからな。こいつは料理が上手いんだ。しかも裁縫もできるときたもんだ。ほんと馬鹿げてるよな。」

と鳴上が言い自分達は何の変哲もない会話をしていると、ルーラの通知が鳴った。

一緒に自分達はそのメールを見て岡田がそれを読む。

「えーと、なになに〘今日は2028年最後の日です。日本時間23時からレイドボス討伐戦を開始します。また開始場所については、東京、愛知、京都、大阪になります。レイドボス観戦については。動画配信サービスをご利用ください。また投稿者様の方に向けての特別なガイドラインがごさいますのでお読みください。〙か…。どうする、参加するか?」

と、岡田が言う

そして、鳴上が言う。

「俺は行くぜ。ヒヨン、お前も来るだろ?」

と鳴上が言うとヒヨンは頭を縦に振る

「もちろんだ。岡田、青木お前らも行くだろ?」

と聞かれるので、俺と岡田は

「もちろん」

「黒のコート試したいからな、もちろん行く。」

と、岡田と俺は答える。

「にしても…夜11時はどうする?まだまだ時間があるけど…。」

と、俺が言うとヒヨンは少し考えた顔をする。

「まあ、そうだな…。今は9時だし。なんか今公式サイト見てるんだが、どうやらレベリングクエストが追加されたらしい。経験値がたくさんもらえるそうだ。」

それはいいな。まぁ、シークレットレア保有者はレベリングしてもそんな変わらんような気がするが、レベルはあった方がいいしな、まあ、岡田はシークレットレアじゃないし、ちょうどいいだろう。

「ああそれいいな…」

と鳴上

「まぁ、異論はないだろ?」

とヒヨンが言うと俺達は首を縦に振った。






「はいはい、雑魚はさっさと経験値になれやゴラ!

あー鳴上〜お前の後ろ敵いるぞ〜」

とヒヨンはアドバイスをしながらえげつないほどのスピードで敵を撃ち抜いていく。

アサルトライフルって片手で撃てるもんだっけ?と思いながら鳴上も敵を倒していく。

「来い霊刀ヨシツネ!」

と鳴上も片手で刀を持ちながらギッタギタのボッコボコにしていき。他の敵にも刀が飛んでいくよりになっている。

とりあえず、とんでもないほどの金属音が鳴り響いているが。別にそこまで気にするほどでもない。

「岡田俺達もやるぞ!」

と、俺は岡田に呼びかける。

「あー、そうだなー。」

と、岡田は言い岡田がいつも使っているリベリオンを取り出した。

そして俺は、ブランノワールを取り出した。

「さてと、やりますか!」

イベント開催時刻1時間前。

「あー、疲れた…」

俺たちはレベリングクエストを終えて近くにあった喫茶店に入っていた。

「どんどん敵が硬くなっていったなー。」

と鳴上が言いヒヨンが時間をみる。

「もうこんな時間か…109に行くぞ開始場所は109の近くの交差点…電車混むだろうしなさっさと行くぞ。」

そして俺達は会計をし電車に乗る。

「鉄道会社も今回特別に時間延長しているらしい。社畜の皆さん、お疲れ様ですな…」

と岡田言う。

そして、俺たちは109の交差点まで来た。特別仕様になってるのかどうかは分からないが、車両が通行止めになっている。

10分前とだけあって凄い混んでいるそして、えげつないほどうるさい。

「よーし、残り5分だ。」

と、その時だったヒヨンが言った瞬間

爆発音が鳴る。

「なんだ!」

俺たちはパニックになり辺りにいる人は逃げていく。

そして、ヒヨンが俺達を止める。

「まて!そっちに逃げるなそっちの方に逃げたら、人混みの中に入ってより悪化する可能性がある。俺についてこい。」

と言われ、俺たちは取り乱す心を治しヒヨンについていく。

そして、俺たちは近くにあるビルに入った。

「ここなら安全だ。」

とヒヨン

「すまない…」

と鳴上が言う。

俺達は一体何が起こったのか分からず立ち尽くしてるだけだった。

そして1人の男が出てきた

「レジストの連中がやりやがった。

東京タワーが爆発した。

死者は…」

と謎の男が言う、そして俺はその謎の男に見覚えがあった。

「もういい五代目。言いたいことはわかるだろ?」

「わかるよ。3人のうち1人は見たことがあって2人は知らんな。君たち、よくあの場から生き残ったな…まずはもっと安全な場所に行こうか。

そして俺達はなにもわからないまま安全な場所?に行くことになった。

「権限を使って高速道路を使えるようになっているこの車に乗れ、俺が運転をする。」

マジで俺たちは何が起きてるのかは分からないが、とりあえずついていくことにする。

ヒヨンはと言うと平然な顔をして車に乗っている。

「まぁ、今何が起こってるかどうかは分かんないとは思うんだが、とりあえず説明をしよう。

と謎の男が言う。

「まずさっきの爆発は東京タワーとあとそこら辺のビルが爆発した。だからあそこまでえげつない音が鳴っていたってことだ。でだ、反社勢力のせいなんだけど。あそこ結構やばい組織でな世界大戦の時もとんでもないことをしでかしていた。まあ、そんなことはいい、とりあえず安全なとこに行こう。」

そして自分たちの方向に武装集団らしきものがいる。

「はぁ。五代目、今回はあんたもやってもらうからな。」

「ああ、勿論だ。さすがにな…」

そして5代目と呼ばれる男とヒヨンはドアを開け外に出るその際に

「お前達はここで待っていてくれ。」

そして2人はトランクの方に行き何かを取り出す。






「5代目。どうするよ?」

と俺は五代目問いかける。

「とりあえず刀がある。約50人ぐらいすぐに殺せるだろ?」

と五代目は俺に問いかける

「わかった…。」

俺達は武装集団の目の前に行きとりあえず交渉できないか話しかけてみる。

「あのー、こ…」

と、俺が言った瞬間敵は銃の引き金を引こうとする。

本当に物騒なものだ、お前ら本当に暇なのかっていうぐらいな。

「5代目…」

「わかってる」

俺と5代目は敵との距離を一気に詰める。

「話が通じないのであれば、殺すだけだ。」

と五代目が言う。

まぁ、結局この組織ってそんなもんだからな。サルボ人も真っ青なくらいに。

「居合術、紅蓮 破壊(グレンブレイク)

俺は居合術を発動する。

読んで字の如く破壊を得意とする。この場合だと、部位切断が挙げられる。

似たようなものとして

消失(ロスト)がある。だが、この技はとても強力な為肉体的にも疲れるし精神的にも疲れる。そもそもこの組織の技はオリジナルの技で組織の職員しか使用することが認められていないものだ。

まあ、そんなすごい技を5代目は最大60回連発で出したことがあるらしい、化け物じゃないかって俺は思った。実際化け物だと思うんだけど。

「ヒヨン手が止まってるぞ。」

「あいあい」

そして5代目が俺に言う

「そろそろ面倒くさいから終わらせるぞ。」

そして、俺と五代目は同じポーズをする。


刀を鞘にしまい。

詠唱をする。

「我が(つるぎ)は一つの(たましい)。我が魂は一つの剣。

我が刃は全てを焼き払う。

紅蓮華天下百剣(ぐれんげてんかひゃっけん)!」

そして辺りにいた40人の武装集団は体のありとあらゆる部位が切断され倒れ人の肉が焼ける音がする。

「5代目どうするんだ?この感じだと本部も危ないんじゃないか?」

と、俺は聞く。

「本部はハリーさんに任せてある。あの方は4代目の側近、4代目副司令官でもあった。」

と5代目は言い

「車に戻ろう。職員だったら別に問題ないんだが、あいつらは職員じゃないんだ一般人の命は絶対に救わなければいけない。それが俺たちの使命だからな。」

「ああ…」

続く。

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